ロマンチック溢れるロワール渓谷のシャトーホテル5選

ロワール渓谷の古城のしつらえほど胸をときめかせてくれる美しい装飾はないかもしれません。France.frが、シャンボール城、ショモン・シュル・ロワール城、シュヴェルニー城などを訪れたあとに滞在したくなるホテルをご紹介します。

1. ルレ・ドゥ・シャンボール Relais de Chambord

ロワール渓谷でもっとも幻想的なシャトーを望んで過ごす、ロマンティックな一夜はいかがでしょう。フランソワ1世によって築かれた珠玉の建築、シャンボール城。ゆったりとお部屋に腰を落ち着ければ、窓から見えるシャンボール城の姿に目を奪われることでしょう。城内見学の前あるいは後には、周辺をサイクリングして回るのも森を散歩したりして過ごすのもおすすめです。そのあとはホテルのウェルネスエリアでリラクゼーションを満喫しましょう。一日の締めくくりは、煙突と暖炉のあるレストラン、グラン・サン・ミシェル Grand Saint Michel へどうぞ。
ルレ・ドゥ・シャンボール公式サイト (外部リンク) (フランス語)

2.トルーセ城 Château de Troussay

自分へのごほうびにロワール地方の古城に泊まってみたいと思いませんか。それなら、王侯貴族たちがロワール渓谷に築いた城の中でもっとも小さなトルーセ城はいかがでしょう。シュヴェルニーにあるトルーセ城は、他の大きな城に劣らぬ装飾コレクションの数々を所有しています。これらロワール地方の名高い建造物に使われた装飾の一部を収集したのは、19世紀にこの城の主であったルイ・ドゥ・ラ・ソーセ Louis de La Saussaye でした。城内に4つあるスイートルームの1つにお泊まりいただきます。愛する人とのロマンティックな滞在をお考えなら、城内のレセプションホールで挙式を執りおこなうことも可能です。

トルーセ城公式サイト (外部リンク) (フランス語)

3. スルス・ドゥ・シュヴェルニー Sources de Cheverny

ワインが好き、心も体も気持ちよくリラックスしたい、お城が好き…というあなたにうってつけのホテルがこちら。ボルドー地方で人気のスパホテル、スルス・ドゥ・コーダリー Sources de Caudalie が手がけるスルス・ドゥ・シュヴェルニーは、ロワール川沿いに拡がるぶどう畑の中にあります。ここで収穫されるぶどうの品種はシャンボールと同じもの。別荘を思わせるホテルに滞在し、ぶどうの恵みをたっぷりと堪能しましょう。ファヴォリ Favori とオーヴェルジュ Auberge という2軒のレストランをご利用いただけます。上質なぶどう種子由来のエキスで作られるコーダリーのコスメティックを使ったケアを体験できるスパはホテルの自慢です。スルス・ドゥ・シュヴェルニーは、2020年夏のオープンを予定しています。
スルス・ドゥ・シュヴェルニー公式サイト (外部リンク) (フランス語)

4. ドメーヌ・デ・オー・ドゥ・ロワール Domaine des Hauts de Loire

スルス・ドゥ・シュヴェルニーのオープンを楽しみにしつつ、心も体も気持ちよくリラックスして過ごせるホテル、ドメーヌ・デ・オー・ドゥ・ロワールを訪ねてみるのはいかがでしょう。70ヘクタールの庭園に囲まれたドメーヌ・デ・オー・ドゥ・ロワールは、ルレ・エ・シャトーの一つとしてお客様の幸福に真剣に向き合っているホテルです。コスメティックブランド、クラランスが手がけるスパで2種類のエッセンシャルオイルを使ったマッサージを受け、サウナハマムでゆったりとリラックスして過ごしましょう。続いてレストラン、ビストロ Bistrot でいただくのは、美しくなる料理。お食事のしめくくりには、美の食材として注目の青じそを使ったデザートをどうぞ。ランチのあとは、庭園内を散策して心洗われる時間を過ごさない手はありません。フランス人彫刻家ピエール・イェルミアによるシンボル的な作品の数々に出会うことができます。ディナータイムには高級レストラン、オー・ドゥ・ロワールで2つ星シェフ、レミ・ジロー Rémy Giraud の料理に夢見心地になるひとときを。
ドメーヌ・デ・オー・ドゥ・ロワール公式サイト (外部リンク) (フランス語)

5. メール・アマール Mère Hamard

一日じゅう思いっきり歩き回ったあとは、ほっこりとした居心地のよいホテル とおいしいもの で元気をチャージしたいもの。サンブランセ Semblançay のメール・アマールなら、きっとそんな幸せな空間も出会えるはずです。向かい合う2棟の建物にまたがるホテルは白い石造りをしており、アットホームを超えた居心地のよさを感じさせてくれます。シェフのオリヴィエ・ロワズ Olivier Loize の料理は、トゥーレーヌ地方の素材への愛そのまま。文句のつけようのないおいしさです。スイートルームを含め11ある部屋のしつらえは、いずれも繊細で上品です。春にはセノフェリー Scénoféerie をお見逃しなく。フランソワ1世の財務卿ジャック・ドゥ・ボーヌ Jacques de Beaune の邸宅で催されるセノフェリーは、トゥーレーヌ地方の歴史をたどる一大スペクタクルです。

メール・アマール公式サイト (外部リンク) (フランス語)

さらに詳しく
サントル・ヴァル・ド・ロワール地方公式サイト (外部リンク) (フランス語)
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