ライダー・カップ、2018年にフランスで初開催!

世界中が注目するライダー・カップ

ライダー・カップは、サッカーのワールドカップとオリンピックに次いで最もマスコミの注目を集めるスポーツ・イベントであることをご存知ですか?

この栄えある大会をフランスで開催できることは、フランスのゴルフの発展と民主化にとって大きな推進力となることでしょう。また、ブラジルで2016年に開催されるオリンピックとパラリンピックによるオリンピック効果も期待できます。

ライダー・カップは、サン・カンタン・アン・イヴリン県のル・ゴルフ・ナショナルで開催されます。ル・ゴルフ・ナショナルは、ヨーロッパでも数少ない8万人のギャラリーを受け入れることができるゴルフ場です。

ライダー・カップとは?

一言で言えば、2年ごとに開催されるアメリカ・チーム対ヨーロッパ・チームの対抗戦で優勝したチームに与えられるトロフィーです。試合は、アメリカとヨーロッパのホーム・アンド・アウェー方式で争われます。過去のライダー・カップでは、ゴルフ史に残る様々な偉業が成し遂げられてきました。

長年、アメリカ・チームがカップを独占していましたが、1985年以降は、ヨーロッパ・チームの優勝がアメリカ・チームを上回るようになっています(11大会中8回の優勝)。

出場選手も、セベ・バレステロス、セルヒオ・ガルシア、フィル・ミケルソン、タイガー・ウッズなど世界の一流選手ばかり。現在までに、フランス人では、ジャン・ヴァン・ド・ヴェルド(1997年)とトマ・ルヴェ(2004年)の2人の選手が選ばれています。

3日間にわたり、12人ずつの2チームが腕を競い合います。試合はシングルかダブルスのマッチ・プレイで行われます。28試合が終わった段階で、14 1/2か、それ以上のスコアを獲得したチームが優勝となります。

とりわけダブルスのマッチ・プレイは、選手同士で互いに力を補い合う独特の戦術が必要となるため、見ごたえがあります。

大会開催中の3日間は、ギャラリーもテレビ視聴者も、ハラハラドキドキの連続です。