bonponオクシタニーの旅 カルカッソンヌ編
ヨーロッパ最大規模の城塞が残る街、カルカッソンヌはフランス有数の人気観光地。
「カルカッソンヌを見ずして死ぬな」といわれるほど、一度見たら忘れられない光景が待っています。
-
シテ
全長3㎞にわたる2重の城壁と52の塔で構成される城塞都市。古代ローマ時代から要塞として多くの戦いの舞台となり、11~12世紀には要塞都市としての絶頂を迎えます。しかしその後アルビジョワ十字軍の侵攻を受けてフランス国王の所有となり、城塞としての機能を失ったのです。
-
コントワール・ド・ラ・シテ
フランスのベル・エポックを代表するこの建物は、1885年にカルカッソンヌの起業家ミシェル・サバティエによって蒸留所として作られ、1902年には、3つのシャンデリアと鏡、そして金の装飾品に囲まれた豪華な広間が作られました。1939年に蒸留所は閉鎖され、現在はフォンカリユのワインVignobles Foncalieuを多くの人に知ってもらうことを目的に、販売やワインテイスティングなどアクティビティを提供しています。フォンカリユは、カルカッソンヌ近郊に4000ヘクタールのテロワールでブドウ栽培を行っています。
-
ドメーヌ・ドリアック
厳格な審査をクリアしたホテルとレストランのみに加盟が許される、ルレ・エ・シャトーの加盟ホテル。ホテルのレストランRESTAURANT BERNARD RIGAUDISは、今年ミシュラン1つ星を獲得しました。
カルカッソンヌ近郊の
アクティビティ
紙作り工房「Le Moulin á Papier de Brousses et Villaret」
カルカッソンヌから車で約20分、林の中に佇む水車小屋。ここでは7世代にわたって紙作りが営まれてきました。植物や古布から抽出した繊維を用いて、様々な色や感触の紙を手作りするのです。紙でできたドレスや、日本人書家とのコラボ作品など、興味深い展示を楽しむことができました。