フォントヴロー王立修道院

ロワール川やソミュールに近いフォントヴロー王立修道院(Abbaye Royale de Fontevraud)は、アンジュー地方、トゥーレーヌ地方、ポワトゥー地方の境の大自然の中にあります。まず、その広さと建物、白いトゥファ(石灰岩)が、見る人を驚かせます。かつてアルテノール・ダキテーヌ(Aliénor d’Aquitaine)が暮らし、今は文化と美食の場所となっている修道院を、ぜひ訪れてみてください。
フォントヴロー修道院で体験したいことTOP5

1/見事なまでに簡素な修道院の教会の中に入って感銘を受ける。
2/教会の中で、プランタジネット家の横臥像の前で祈る。
3/総会室の見事な壁画を読み解く。
4/魚の燻製室だったビザンチン様式の奇妙な台所に入ってみる。
5/修道院の星付きレストランで夕食を楽しみ、プリウレ・サン・ラザールの美しい部屋に泊まる。

ヨーロッパで最大の修道院都市、フォントヴロー王立修道院

1101年の建築当時から、創設者のロベール・ダルブリッセルは、理想都市を作ろうと考えていました。そのため、男女の聖職者が暮らし、社会階層も様々でした。そして800人の聖職者を束ねていたのは女性の修道院長でした。

女性は、フォントヴロー修道院に多くの影響を与えました。その代表的人物が、プランタジネット朝のイングランド王ヘンリー2世の妻のアリエノール・ダキテーヌです。修道院内の教会には、10人ほどのプランタジネット朝の人々が葬られています。

ナポレオン時代の1804年から1963年までは、フランスで最も厳しい監獄の一つとなりました。それ以降は、一般に公開されています。

フォンドヴロー修道院付き教会:歴史を感じる場所

この教会の中に、プランタジネット朝の4人の横臥像があります。アリエノール・ダキテーヌとヘンリー二世、その息子のリチャード獅子心王、末息子ジョン失地王の妻のイザベル・ダングレームです。

不思議なことに、ビザンチン風の奇妙な建物の中に中世の台所が隠れています。暖炉の屋根は魚のうろこです。この台所は、ロワール川の魚を調理するための燻製所室だったようです。

そのほか、共同寝室や回廊、庭園、教会参事会会議室なども忘れずに見学しましょう。どの部屋も美しさに満ちています。

フォントヴロー修道院の美食ともてなしと文化

フォントヴロー修道院の心静かな時間は、修道院内の高級レストランにも流れています。シェフのチボー・リュゲリが地元の食材を使って作り上げる素晴らしい料理とソミュール・ワインをお楽しみください。

年間を通じて、フォントヴロー修道院では、コンサートや展覧会、野外上映会などが開催されています。

フォントヴロー王立修道院へのアクセス