大人から子供まで楽しめるチョコレート博物館 シテ・デュ・ショコラ

タン=レルミタージュTain-L’Hermitageは、街の周辺に広がるブドウ畑と、クローズ=エルミタージュCrozes-HermitageやエルミタージュHermitageといった、コート・デュ・ローヌのワインで特に有名です。でも街にはもう一つ、ヴァローナのチョコレートがあるんです!この至宝のことを知ろうと思うなら、シテ・デュ・ショコラを訪れることはマストです。このチョコレート博物館の再オープン後すぐに、家族でここを訪れる計画をたてるのはなぜか、私たちの考えるれっきとした理由をお伝えしましょう。

エスプレッソ・カップの受け皿の上に、上品に鎮座する黒色と金色の紙に包まれたプチ・キャレ(ひと口サイズの真四角なチョコレート)。世界中の高級レストランで、食後のコーヒーにはヴァローナのチョコレートを包んだこのプチ・キャレが添えられます。ドローム県の真ん中で、コート・デュ・ローヌのブドウ畑に囲まれて、ヴァローナのチョコレートは1922年から作られています。ここでは、カカオの実がチョコレートになるまで、全ての方法が作り手たちを尊重しつつ行われています。なおヴァローナ社は、B-Corpの認証ラベル(社会と環境に影響を持つ企業に与えられる)を得ています。

2013年、タン=レルミタージュにあるヴァローナの歴史的な本拠地に、シテ・デュ・ショコラがオープンしました。これはチョコレートに特化したフランスで初めての、また世界的にも珍しい観光施設です。この独特な博物館は老若男女を問わず、興味を引く手段に事欠きません。
再オープン後すぐに、お子様たちとこのシテ・デュ・ショコラを訪れていただくのにふさわしいと私たちが考える6つの理由を、以下にご紹介いたしましょう。

チョコレートを試食

入場するやいなや、歓声が上がります。
子供(とその両親、やきもちはなしです)は2枚のキャレ・ド・ショコラ(ひと口サイズの真四角なチョコレート)をもらえるからです。試食のお勉強です。ブドウ畑にどっぷり浸かったこの土地では驚くことではないのですが、チョコレートを味わうことは、ワインを試飲することと良く似ているんです!金色のきれいな紙をはずし、チョコレートの色をよく観察することから始めます。味わう前に、まずチョコレートを感じるのです。次に音です。キャレを二つに割って、その割れる音を聴くのです。そして最後に、チョコレートを味わいます。最初の半分は風味に集中します。苦みと酸味、どちらを強く感じますか?そして残りの半分は香りに集中します。フルーツの香りですか、それとも花の香りですか?お子様たちが、以前のチョコレートの食べ方に戻ることは、もはやないでしょう!

チョコレート作りのすべてがわかる

確かに、チョコレート工房自体を見学するわけではありません。でも見学を終えると、チョコレートの作り方は、もはやシークレットでも何でもなくなっているでしょう!9段階にわたる製造過程のそれぞれを、ヴァローナのスタッフが自身の仕事を説明するビデオを見ていきます。エキサイティングですよね!さらに進むと、各製造段階のチョコレートを見て、試食できる体験コーナーがあります。カカオの実を取り出して砕いた第一段階から始めて、カカオのリキュール、カカオのバター・砂糖・バニラ・大豆レシチンを加えたチョコレートのペースト、そして最後にチョコレートの完成品。カカオの実から、味わうのが嬉しくなる美しい板チョコへとどのように変化するのかを理解するのに理想的です。材料、香り、すべてがそこにあります。

熱帯林の中にどっぷりと身を置いて

シテ・デュ・ショコラで最初に見学する展示室のひとつで、おそらく最も長い時間を費やすと思われるのがトロピカル・ルーム。熱帯林のカカオ・プランテーションに、視覚と聴覚の両方でたっぷりと浸ることができます。壁一面、床、天井に森の映像が映し出され、鳥たちが飛んでいく音、昆虫たちの動く音、風にそよぐ葉の音が聞こえます。床には蛇がはっています。子供たちは足で蛇を踏みつぶそうとして、1時間くらい平気で過ごせるでしょう。その間、本当に自分が熱帯林の中にいるように素直に感じることができ、説明パネルによりカカオ豆の収穫方法も理解できます。

楽しみながら作ってみる

2階(フランス式1階)に上がる前に、子供たちは貴重なコーティングの技法によって、どのようにチョコレート菓子ができるのかを観察します。たくさんのチョコレートが流れ出て、ヘーゼルナッツをコーティングしていく・・・よだれが出ます!2階では菓子職人、チョコレート職人、コーティング職人など、チョコレートに関わるあらゆる専門職について学ぶことでしょう。
子供たちは遊びを取り入れた多くのアトリエで、チョコレートを使って楽しむことができます。タブレットを使い、偉大なシェフのようにロイヤル・ショコラのレシピを記憶し、繰り返さなければなりません。別のアトリエでは、チョコレートを使って自分たちの名前を書いて楽しむのですが、これは見た目よりも難しいんですよ!年少の子供たちには、専用の遊び場‘L’Ile O Petits’が用意されています。お菓子のアトリエは7~13歳の子供を対象とし、予約制で所要時間は約30分です。大人向けのアトリエも、所要時間30分のものから2時間30分のより高度なものまで設けられています。

オール・チョコレートのランチ

‘Le Comptoir Porcelana’は、シテ・デュ・ショコラのレストランの役割を果たしています。ヴァローナの有名な菓子職人、フレデリック・ボーFrédéric Bauによる料理は、前菜からデザートまですべてチョコレート尽くし、ユニークな組み合わせです。ピーカン・プラリネ(ローストしたナッツ類のピーカンに砂糖を焦がしたキャラメルを加えたもの)のバターナッツ、ブラックチョコレートと鴨の腿肉、ホワイトチョコレートとレモンのヴェリーヌ(verrine :透明の小さなガラスに入れた冷たい一品)。見事です!

ショップに寄らずにはいられない

実を言えば、子供たちが一生懸命に親の背を押す必要なんてないでしょう!シテ・デュ・ショコラの見学は、地元のチョコレート職人が作った全ての商品がお手頃価格で並ぶ、ヴァローナの大きなショップで終わります。絶対に外せません!



衛生措置に関連する見学者の受け入れ条件につきましては、シテ・デュ・ショコラにお問い合わせください。