ルネッサンス様式から現代的な庭園、風景式庭園から花咲く菜園やバラのコレクションなど、ロワール渓谷の古城には、城内だけでなく、城の外にも嬉しい驚きが隠されています。専門家のミッシェル・カンタンとクリスチーヌ・トゥーリエの案内で、庭園めぐりに出かけましょう。

ヴィランドリー城の庭

色彩溢れる豪華な庭でミッシェルさんは語ります。《この庭は20世紀に作られ、年間45万人が訪れる、フランスで最も人気がある庭園の一つです。中でも有名な菜園では100%有機栽培がおこなわれています》

リヴォー城の庭

香り高いバラのコレクションを持つまるでおとぎ話の世界のような庭です。《素晴らしい現代アート作品が展示されている散策コースもありますよ》とミッシェル・カンタンさんが教えてくれました。

ショーモン・シュル・ロワール城の庭

《20世紀初頭、この庭には、プリンセス・ブログリの飼う象がいました》とミッシェルさんは語ります。ショーモン・シュル・ロワール城の庭は、庭園フェスティバルが開かれることで有名です。《世界的に有名なフェスティバルで、毎年テーマに沿ってコンクールが行われ、30ほどの個性的な庭が作られます。》

アンボワーズ城

《多くのフランス王が暮らした由緒ある場所です、ルネッサンス様式の庭園でも最も古いものの一つがここに作られました》と、ミッシェル・カンタンは説明します。ロワール川とショーモンの素晴らしい風景を見ることができます。

シュベルニー城公園

美しい公園に囲まれる白亜の城壁。《城の後ろに「見習いの庭」と呼ばれる現代的な庭と菜園が整備されました。春には、チューリップがたくさん咲きますよ。》と、ミッシェル・カンタンは語ります。

シュノンソー城

「貴婦人の城」には、互いにライバル同士の二人の貴婦人のための庭があります。ディアンヌ・ド・ポワチエの庭とカトリーヌ・ド・メディシスの庭がそれです。《毎年、庭師は二つの庭に、異なる色の花が咲かせます》

アンジェ城

アンジェ城の庭は、堀の中にあります。《巡回路から見下ろして鑑賞するように作られた庭です。花壇は、当時のままを再現して作られています。》と、クリスチーヌ・トゥーリエは説明します。

ブリサック城

堂々とした城は、風景式庭園に囲まれています。《ブリサック公の霊廟を囲むようにセイヨウヒイラギガシが植えられています。下の方には、ブドウ畑があります。》と、クリスチーヌ・トゥーリエは語ります。池や噴水のほとりも、とても心地よい散策路です。