2022年にフランス旅行を計画すべき6つの理由

2022年のフランスは、かつてないほどに美しく、来訪者にあたたかく、輝きます。1年を通して多くの新着情報、驚くべきスポット、文化・スポーツ・美食の様々なイベントを体験し、和気あいあいとした雰囲気の中で分かち合ってください。すべてをご紹介することはできませんが、一度、いえ、何度でもフランス旅行にいらしていただくに値する情報を、以下にお選びしました。

1. 新しい文化スポットを訪れる:まずはパリで・・・

ブルス・ド・コメルスBourse de Commerceのガラスの巨大な丸天井の下、ピノー・コレクションが展示されます。訪れる人を夢中にさせてしまうこの美しい建物の中で、右へ左へと作品を見てまわりましょう。目がくらむような最上階まで行くと、ブラス親子(ミッシェル&セバスチャン・ブラスMichel et Sébastien Bras)がレストラン「アール・オ・グランHalle aux grains(穀物市場、の意味)」で、とても自然派の料理を提供します。
でもご注意を。これはほんの始まりでしかありません。というのもパリでは数か月の間に、カルナヴァレ・パリ歴史博物館musée Carnavalet-Histoire de Parisが再オープンし、コンコルド広場に面するオテル・ド・ラ・マリーヌHôtel de la Marineが新しく生まれ変わり、グラン・パレ・エフェメールGrand Palais éphémère(つかの間のグラン・パレ、の意味。グラン・パレ修復中にエッフェル塔前の広場に設置されている、臨時のパビリオン)が考案されたのです。それも、その他の数えきれないほどの美術館・博物館が、様々な展示会やイベントで人々を魅了し続けながら、です。

⇒2021年にリニューアルオープンしたパリの新名所5選

・・・そして地方でも

フランス全土における、奇抜で、大胆で、革新的な場所、また後世に遺された遺産、そしてインスピレーションを得て創造された場所で芸術と文化が花開きました。ノルマンディー地方ドーヴィルの修道院に完成した「フランシスケーヌFranciscaines(新しい文化複合施設)」、ボルドーの旧潜水艦基地にオープンした「バッサン・ド・リュミエールBassins de Lumière(デジタル・アートセンター)」、オクシタニ―地方の「MO.CO、すなわちモンペリエ・コンタンポランMontpellier Contemporain(コンテンポラリー・アートセンター)」、プロヴァンス地方アルルの、フランク・ゲーリー設計によるきらめく「リュマ・タワーTour Luma(文化複合施設リュマ・アルルLuma Arlesの敷地内に建てられたビル)」、ナルボンヌで古代文明に浸ることのできる、ノーマン・フォスター卿デザインによる「ナルボ・ヴィアNarbo Via」などなど・・・。まだ続けましょうか?すでに申し上げた通り、是非ともフランス訪問を計画し、何度でも戻っていらしてください!

2. 文化イベントに参加する

みなさまはフランスで何がしたいですか?
カンヌ映画祭の開催中、コート・ダジュールで最も有名なレッドカーペットの上を歩く映画スターがすぐそばにいるクロワゼットで、セクシーなポーズをとることでしょうか?アート作品に囲まれたヴォヤージュ・ア・ナントVoyage à Nantes(ナントへの旅、の意味。現代アートのイベント)を訪れて、機械仕掛けの巨大な象の背中に乗ることでしょうか?ニュイ・ブランシュNuit Blanche(眠らない夜、の意味)開催日のパリで、市内の最も美しい数々の美術館を夜通し楽しむことでしょうか?文化遺産の日Journées du Patrimoineに、普段入ることのできない特別な場所の扉を開けることでしょうか?リヨンのまばゆいばかりの光の祭典Fête des Lumièresやプロヴァンスのアルル国際写真展Rencontres d’Arles、またはパリのアーティーなイベント、パリ・デザイン・ウイークParis Design Week現代アート国際フェアFoire Internationale d’Art Contemporain (FIAC)についてお話しして、みなさまの好奇心をくすぐることもできるでしょう。
フランスは1年中どの季節でも、芸術、文化、素晴らしい遺産を取り上げた会合、イベント、フェスティバルにあふれています。多くの出会いと共有を満喫できる世界屈指の場所、といっても過言ではありません!

3. 音楽祭を楽しむ

音楽をテーマにフランスを訪れてみるのはいかがですか?
例えばアルプスの高地メリベルは、2023年のスキー・ワールドカップ開催地ですが、その下見を兼ねてここで行われるスイングミュージックの祭典ロニー・ラヴズ・ミュージック・フェスティバルRonie Loves Music Festivalを訪れてみては。あるいはプロヴァンスにひとっ飛びし、有名なオランジュ音楽祭の期間中に古代劇場で野外オペラを楽しむとか。またブルターニュの荒野の中心地で、ヴィエイユ・シャリュVieilles Charruesの熱狂的なコンサートの音にあわせてリズムをとり続けることもできるでしょうし、コート・ダジュールのジュアン・レ・パンの松林の香りに包まれて、ドラムスのソロにあわせて手足を動かすのもよいでしょう・・・。
クラシック、エレクトロ、ロック、ジャズなど、フランスで過ごすヴァカンスのサウンドトラックは、間違いなく強烈です。年中、特に季節が良くなると同時に、何十ものフェスティバルがフランス全土で楽譜を奏でます。ブルジュの春の祭典printemps à Bourgesを皮切りに、リヨンのフルヴィエールの夜Nuits de Fourvièreロリアンのケルト・フォークロア。2022年はパリだけでも、ロラパルーザLoolapaloozaウイ・ラヴ・グリーンWe Love Greenロック・アン・セーヌRock en SeineソリデーズSolidaysといった音楽フェスティバルがあります。いかがですか・・・音楽三昧は!

⇒コートダジュールで夏を楽しむための夢のルーフトップ5選

4. フランスの美食を堪能する

美食、小料理と上質なワイン、ビストロとブションbouchons(リヨンの庶民的なレストラン)の国フランスでは、各地方、各都市、また各村が、それぞれの伝統とレシピを守ってきました。ブルターニュ地方のクレープとガレットアルザスのシュークルート、プロヴァンスのブイヤベース、パリのマカロンとサン・トノレなど。
友人と大きなテーブルを囲んで、あるいはカウンターや日当たりの良いテラスで料理を分かち合えば、味も引き立つことは昔も今も、そしてどこでも変わりません。レストランでは、このアール・ド・ヴィーヴルに打ち込んだ偉大なシェフたちが品質の優れた地元の食材を昇華させようと、ますますロカボア(地産地消)を大切にするようになっています。どのお店があてはまるのか、それを見分けるのは簡単です。2020年から有名なミシュラン・ガイドは、ロカボアに最も真剣に取り組み責任ある料理を提供するレストランに、グリーン・スターを付与しています。
まず試しに、リモートで構いませんので「テイスト・フランスTaste France (外部リンク) (フランス食材情報サイト)」のレシピをチェックし、またフランスの美食を象徴するメニューを取り入れているフランスと世界中のレストランで開催される食のイベント「グー・ド・フランス Goût de France/Good France 」 (外部リンク) に参加してみられることをおススメします。
フランスの伝統料理を学びなおしたい、という方にもビッグニュースがあります。2022年5月6日、ブルゴーニュ地方のディジョンに「美食とワインの国際都市Cité internationale de la gastronomie et du vin」の施設がオープンします。あなたはブランケット(blanquette:肉のクリーム煮)派、それともシュケット(chouquette:一口大のシュー生地にパールシュガーをのせて焼いたお菓子)派?それを知るためにも、早くいらしてくださいね!

⇒美食文化が堪能できるフランスの主要なイベント

5. ショッピングを楽しむ

光の街パリでは、ボン・マルシェBon Marché、高級食材店グランド・エピスリー・セーヌ左岸Grande Epicerie fine Rive gaucheギャラリー・ラファイエットGaleries Lafayetteプランタン・セーヌ右岸オスマン大通りPrintemps boulevard Haussmann Rive droiteといったショッピングの殿堂が、この数か月、その魅力をさらに倍増させました。しかしこれらのデバートの上をいくのが、新装サマリテーヌSamaritaineです。セーヌ沿いにあるアール・デコ調のこの象徴的な建物は、すっかり外装を変えガラスのファサードが斬新です。そして内装は、ポン・ヌフ側のテラスから広がる大好きなパリの眺望とともに、 «愛するパリle Paris qu’on aime »を体感するためのセンセーション(驚嘆)、エモーション(感動)、アテンション(注目)が渦巻くようです。
そこからすぐ近く、マレ地区とその石畳の路地にどうぞ足をお運びください。そして素晴らしいファッションや装飾を見つけてください。このクリエーターも素敵、あそこのアート職人もまた良し。そしてフランス工芸のコンセプトストア「アンプラントEmpreintes」にはひとめぼれ、間違いなしでしょう。
まだ元気いっぱい、ですって?ではサン・ジェルマン・デ・プレまで行くか、もしくはモンマルトル、ピガール、アベス通りrue des Abbesses方面に足を延ばして、自由気ままなショッピングを楽しんでください。でも特に忘れてはならないことがありますよ。2022年の夏のセールは6月22日に始まります(7月19日まで)。しっかり頭に入れておいてくださいね・・・。

6. スポーツイベントを楽しむ

2022年にフランスを旅行する口実がまだ必要でしたら、スポーツをテーマに据えた滞在にすれば、きっとご満足いただけるでしょう。ツール・ド・フランスの各ステージにいつも夢を見させてもらっている、ですって?7月5日、この自転車ロードレースがオー・ド・セーヌ地方のダンケルクから出発しますので、見にいらしてください!それから3週間、選手たちの後を追ってフランスの最も美しい地方を、気の向くままに訪れましょう。7月24日、シャンゼリゼ大通りでのゴールも見逃せませんよ!

もう一つ是非ご覧いただきたいのは、フランスF1グランプリ。コート・ダジュール地方のカストレCastelletで開催されるこのイベントも、スリル満点間違いありません。同じく5月中旬から全仏オープンが、パリのポルト・ドートイユPorte d’Auteuil近くのローラン・ギャロスで始まります。ブルターニュの波しぶきの方がお好みであれば、伝説のルート・デュ・ラムRoute du Rhum(ラム酒の航路、の意味。ヨットのオーシャンレース)のスタートにあわせて、秋のサン・マロへレッツ・ゴー。11月6日、ブルターニュ地方の有名な海賊都市サン・マロからグアドループのポワント=ア=ピートルPointe-à-Pitreに向けて、海のスーパースターたちが飛び出します。ビッグなショーになること請け合いです!

⇒5分でわかるツール・ド・フランス