古城にまつわるロマンチックなエピソード

イレット城のクローデルとロダン

オーギュスト・ロダン、カミーユ・クローデル…双方とも著名な彫刻家であり、情熱的な恋人同士でもある2人。2人のラブストーリーは、1890年代にイレット城で奏でられました。この地でロダンはバルザックの銅像を制作し、恋人のカミーユはそれを見事で美しいと評価しました。カミーユ・クローデルはここで、当時の所有者の孫娘にインスピレーションを得た、代表作「幼い女城主」を制作しました。

ランジェ城のアンヌ・ド・ブルターニュとシャルル8世

昔々、アンヌ・ド・ブルターニュとシャルル8世の結婚式が中世とルネサンスの様式が混じりあったランジェ城で行われました。正確に言えば、それは1491年12月6日で式は非常に密かに執り行われました。花嫁はまだ正式には神聖ローマ帝国のマクシミリアン1世の妻だったのです。それはフランス史上、極めて重要な1ページとなりました。ブルターニュとフランスの融合の始まりだったからです。ラングレ城ではこの国王の結婚式が生き生きとした舞台空間で表現されており、まるでその場に居るかのような気分が味わえます。

ドメーヌ・ド・カンデのウォリス・シンプソン&ウィンザー公

ヴィランドリー城から16㎞のところに、ドメーヌ・ド・カンデがあります。15世紀に岬の先に建てられた壮麗な城でドメーヌの広さは260ヘクタールに及びます。この地で1937年、元イギリス国王であるウィンザー公は、アメリカ人ウォリス・シンプソンとの結婚式を挙げました。

ロシュ城のアニエス・ロレル&シャルル7世