パリ国立ピカソ美術館

20世紀で最も有名な画家、ピカソの美術館がパリにあります。場所は北マレ地区として雑誌などでも紹介されることが多いパリ3区。17世紀に建てられた「サレ館Hotel Sale」に設けられています。同時期に建てられたヴォー・ル・ヴィコント城と並び称されるほど、豪奢な建物で、<ガベル>塩税の収税吏だったピエール・オベールが建てたものです。ほどなくして塩の館=オテル・サレと呼ばれるようになりました。

パリのピカソ美術館の収蔵点数は5,000点余り。1973年に亡くなったピカソの遺族が70年台にフランスに寄贈した作品をベースに構成されています。ピカソはたいへん多作な作家として知られますが、それでもパリのピカソ美術館の膨大なコレクションはその規模の点においても重要なものです。内訳は絵画が300点、彫刻は250点、印刷物と版画が3900点などとなっています。ピカソ美術館は南仏のヴァロリスおよびアンティーブにもあります。組み合わせて訪ねてみるのも良いですね。

アクセス:
メトロ1号線 サン・ポールSaint-Paul/サン・セバスチアン・フロワサールSaint-Sebastien-Froissart
メトロ8号線 シュマン・ヴェールChemin Vert
パリ ピカソ美術館Musee Picasso Paris 5 rue de Thorigny 75003 Paris

Paris 

5 rue de Thorigny, 75003 Paris