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素晴しい文化施設巡り、それもと高い山でのハイキング。恋人とワイン街道へ、あるいは子供と一緒にクルージング……今回はどんなフランスの旅にしましょうか?

ナント

ロワール川が大西洋に流れ込む手前の地点に開けたロワール地方最大の都市。

ガリア=ローマ時代にコンディヴィンクムと呼ばれていたナントは一時期ノルマン人の支配下に置かれるが、10世紀にはブルターニュ公領となる。1598年アンリ4世が信教の自由を認めるナントの勅令を公布した地としても名高い。

18世紀にはアフリカとの砂糖と奴隷の貿易で繁栄。現在もフランス屈指の貿易港として重要な役割を担っている。
第二次世界大戦中はドイツに抵抗する地下活動の拠点であったため、市街の破壊は著しいものがあった。しかし、ナントのシンボルでもあるブルターニュ大公城や サン・ピエール・サン・ポール大聖堂、ルイ・フィリップの時代にさかのぼる商店街「パッサージュ・ポムレイ」など、ナントの繁栄ぶりをうかがわせる歴史的 な建造物が数多く現存する。

またナントは作家ジュール・ヴェルヌや、「シェルブールの雨傘」などの映画監督ジャック・ドゥミの故郷でもある。現在では現代アートを街中に多く取り入れた、パブリックアートも多く、新しいアトラクション「ナントのマシーンドリル」など、新奇な取り組みにも力を入れている。

日本でも毎年行われているクラシックのフェスティバル、「ラ・フォル・ジュルネ La Folle Journee」や、三大陸映画祭などのイベントも世界的に知られている。

ナントからのエルドル川クルーズも楽しい。川の両岸に次から次へと城が現れる。ナイトクルーズではこうした城がライトアップされ、さらにロマンチックなクルーズが味わえる。

アクセス 空路/パリ・オルリー空港およびシャルル・ド・ゴール空港からナント・アトランティック空港まで50分。市内までバスで約20分、タクシーで約10分。

主な見どころ

サン・ピエール・サン・ポール大聖堂

1434 年着工の歴史的建造物。ジャン5世が公国一の大聖堂の建築を望んだため、完成まで450年もの歳月を要した。翼廊にあるフランソワ2世と公妃マルグリッ ト・ド・フォアの白い墓は、娘のアンヌ・ド・ブルターニュが両親を埋葬するために作らせたもの。ルネサンス様式の装飾が見事。
年間無休・地下の礼拝堂は土日の午後のみ見学可(無料)。

ブルターニュ公城(民俗博物館/海洋博物館) (外部リンク)

城の最も古い部分は13世紀に作られているが、15世紀に最後のブルターニュ公が居城にしている。1532年にブルターニュ公国がフランスとなってからは、 歴代のフランス国王の居城となった。今もナントのシンボル的存在。「ナントの勅令」もここで発令された。金冠の塔や冠の形の井戸などは見もの。 また、城内にナントの町と周辺地域を紹介する歴史博物館がオープン。 800点ものコレクションが32の展示室で展示される。城およびブルターニュ公国の歴史をはじめ、現在および将来のロワール河口地域、都市開発、港湾事業、産業活動などを紹介する。博物館内には随所にマルチメディア機器が備えられ、見学をより充実したものにしてくれる。

住所 4, place Marc-Elder

レ・マシーン・ド・ リル (外部リンク)

機械仕掛けの巨大な動物たちが動く、アーティスティックかつスペクタクルなアトラクション。有名な、鼻から水をまきながら進む象は背中に乗ることもできる。ナント出身の作家ジュール・ヴェルヌや、天才技術師ダ・ヴィンチの世界を表現した動物たちは、まさにアトリエから今にも逃げ出そうとしているかのよう、大人も子供も夢のようなひと時を楽しむことができます。工房では様々な制作物を見る事ができる。

パッサージュ・ポムレー

1843年に建てられた3階建てのアーケードで、多くの商店が入っている。19世紀末の香りがのアーケードはドゥミの傑作「ローラ」でも撮影ロケに使われている。

ナント美術館

「ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの傑作3点「ヨセフの夢」「聖ペテロの否認」「老人」、アングルの「ド・スノンヌ夫人」、クールベの「麦をふるう女たち」、アングル、カンディンスキーなどすぐれたコレクションを誇る美術館。アーチ型の空間と天窓から差し込む光が心地よい。

住所 10, RUE GEORGES-CLEMENCEAU
時間(中庭と城壁) 10:00~18:00 (木曜は20:00まで)

ジュール・ヴェルヌ博物館

日本でも大変よく知られた「15少年漂流記」「80日間世界一周」などの作者ジュール・ヴェルヌはナント出身。この博物館では、ヴェルヌの自筆原稿、初版 本、挿絵、ポスター、コレクションしていたオブジェなどが展示されている。ヴェルヌの冒険小説を読んだことがある人なら必ずワクワクするはず!2005年 の没後100年に伴い、改装された。

nantes 

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