デジタルアートフェスティバル「コンステラシオン・ド・メッス」

デジタルアート愛好家や芸術との驚きの出会いを求める人々におすすめなのが、今年で3回目を数える大規模なデジタルアートフェスティバル「コンステラシオン・ド・メッス」です!2019年6月20日~9月7日の予定で開催される当フェスティバルは、ロレーヌ地方を代表する観光地メッスの魅力の数々を現代的なクリエーションのプリズムを通じて発見する絶好の機会です。

もちろん、ロレーヌ地方で有名なのは美味しい名産品の数々です!ですが3年前よりメッスではデジタルアートフェスティバルも欠かせないお楽しみとなっています。夏の2カ月間、国際的に活躍する有名アーティストを迎え入れ、街全体が現代アートのクリエーションで彩られます。さらに当フェスティバルは、ロレーヌ地方現代アート基金やポンピドゥーセンター・メッスが所蔵する作品と出会う絶好の機会ともなっています。

開催される芸術・文化イベントの数は500以上。ロレーヌ地方の首府メッスは多岐にわたる野心的なイベントの舞台となります。ストリートアート、エレクトロミュージック、オペラ、
展覧会、現代アートのインスタレーションなど多彩な催し物が予定されているので、誰もが満足できること請け合いです!

街を自由に散策し、独創的な芸術作品を発見するーー当フェスティバルでは没入型オーディオビジュアル装置やプロジェクションマッピングなどを通じて人々に驚きいっぱいの体験を提案しています。まさに芸術、歴史、都市の魅力にどっぷり浸るこの体験は、メッスの街を歩くユニークな方法といえるでしょう!

「音楽の祭日」を楽しむ特別な週末

音楽にスポットライトをあてる当フェスティバルのオープニング・ウィークエンドには嬉しい驚きがいっぱい!「フェット・ド・ラ・ミュージック(音楽の祭日)」にあたる6月21日は19時からDJセット、続いてビゼーの曲目を演奏するメッス国立管弦楽団のコンサート、そしてフィナーレとしてクロエとヴァシレナ・セラフィモヴァによるエレクトロミュージックが楽しめます。ジャンルが大きく異なるこれらの音楽がすべての人をつなぐ役割を果たしてくれることでしょう!

そのほか、当フェスティバルは2つのメインテーマのもとに構成されています。1つ目のテーマは月。人類が月面に降り立ってから50年を記念して月の世界に光をあてます。2つ目はメッスの街を流れる水。水の重要性を強調する散策コースを設け、モーゼル川とセイユ川沿いのそぞろ歩きを楽しんでもらいます。

芸術と庭

また、今年は芸術と庭とストリートアートを紹介する3本の散策コース(うち1本は夜のコース)を設定し、メッスの街のファサードや壁やストリートファニチャー(街路備品)に新たなまなざしを注ぐ特別な機会を提案します。片手にフェスティバルのパンフレットを、もう一方の手にコメルシーのマドレーヌを持てば、アートを愛するすべての人を魅了するこのお祭りのひとときを楽しむ準備は完了です!