ノルマンディー上陸作戦から75年

2019年6月6日は ノルマンディー上陸作戦(Débarquement et de la Bataille de Normandie)から75年目の記念日です。2019年のノルマンディー地方では、これを記念し 年間を通して多くのイベントや展覧会が予定されています。

連合軍の侵攻によって西ヨーロッパが解放されたことを祝して、2019年は数々の公式式典や文化イベントが予定されています。

中でも、記念日である2019年6月6日に予定された催しは見逃せません。
上陸作戦が展開された主要なビーチで同時に開催される花火大会、オマハ・ビーチ(Omaha Beach)での大規模なピクニックイベント、サント・メール・エグリーズ(Sainte-Mère-Église)の街の上空での仏軍によるパラシュート降下イベント、解放を祝う盛大なダンスパーティーなど、様々な催しが目白押しの1日となります。一方で、2019年は年間を通してノルマンディーでは展覧会や記念イベントが開催されます。その概要をまとめました。

アロマンシュ360で『ノルマンディーの100日』を上映

アロマンシュ(Arromanches)の街にある360°全周の映画館で、貴重なアーカイブ映像をふんだんに盛り込んだ映像作品、『ノルマンディーの100日(les 100 jours de Normandie)』が上映されます。9つのスクリーンに同時に映像が投影される、世界でも珍しい映画館です。その臨場感から観る者はあたかもノルマンディーの戦いの戦闘のさなかに入り込んだような錯覚を覚えるでしょう。カナダ、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス各国から提供されたアーカイブ資料によって、より充実した内容の作品となっています。

オマハ・ビーチ記念博物館の展示

年間を通して、オマハ・ビーチ記念博物館(le Musée Mémorial d’Omaha Beach)では1944年6月6日の上陸の歴史を学ぶことができます。1200m²もある展示スペースでは、軍服、記録写真、車両、大砲、個人の所有物に至るまで、博物館が誇る膨大なコレクションが公開されており、歴史の一幕に触れて理解することができます。

75周年を記念して、多くの博物館や美術館が、予約の有無にかかわらず、訪問者に扉を開きます。ブリュヌヴァル記念館(le Mémorial de Bruneval)、ポール・アン・ベサン(Port-en-Bessin)にある海中残骸博物館(Musée des épaves sous-marines)、エコスヴィル飛行船格納庫(le Hangar à Dirigeables d’Écausseville)、トロワ・ラック(Trois-Lacs)にある第二次世界大戦博物館(le Musée de la Seconde Guerre Mondiale)、シェルブール(Cherbourg)にある解放記念館(le Musée de la Libération)などがあります。それとは別に、軍人墓地、パリュエル(Paluel)にあるポン・ルージュ(Pont Rouge)史跡、カランタン・レ・マレ(Carentan-les-Marais)の歴史街道など、屋外にある数々の史跡も、瞑想や思索にふけるのにはもってこいの場所です。

ノルマンディーは、記憶・瞑想・祈りと巡礼の土地です。これらの特別な史跡を通して、この多くの血が流れた戦争の痕跡を永遠にそこにとどめおき、そしてここで起こった歴史について、我々は思いを馳せます。過去に戦場であったこの場所は、今日は和解、平和、自由などの基本的な価値観、そして将来世代に分かち合うべき価値観を人々に伝える役割を担っています。

実用情報 

2019年中
ノルマンディー上陸作戦75年記念日 2019年6月6日

ノルマンディーへのアクセス