シャンパーニュのブドウ栽培醸造家、シャルロット・ル・ガレ

Charlotte le gallais header

ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区(Vallée de la Marne)のブルソー(Boursault)村で、家族とともにドメーヌを経営し、家名を冠したシャンパンを作る若き醸造家を取材しました。その名は、シャルロット・ル・ガレ(Charlotte Le Gallais)。

シャルロットは、父親のエルヴェとともに、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のブルソー村で、シャンパーニュのブドウ栽培を営んでいます。家族経営のブドウ畑で取り組むのは、いわゆるサスティナブル農法。風味豊かで独特な味をもつ、極上のワインを作り出しています。彼らはこのシャンパンへの情熱を人々に知ってほしいと、2016年から趣向を凝らしたワインツーリズムのツアーを始めました。

シャルロットの案内に従って、ドメーヌの中を見学します。ブドウ畑、圧搾機、発酵所、カーヴ…彼女は我々にシャンパンの製造に必要な作業を説明してくれます。

ブルソー城 でのワインツーリズム

ブルソー城のドメーヌは、マルヌ川(la Marne)の左岸に位置し、そこからは渓谷の雄大な景色が望めます。ル・ガレ父娘は、この場所で、彼らのシャンパンの製造工程の体験ツアーを主催しています。

この体験ツアーでは、教育、歴史、そして美食の側面からのアプローチを試みています。ツアーの参加者が普段は来られない環境の中で、シャンパン醸造家の仕事に実際に参加し、感じ、触れ、そして味わうことができる。それは特別なオーダーメイドの、まるで冒険のようなツアーといってもよいかもしれません。