サントル・ヴァル・ド・ロワール地方

フランス中部、古くから王侯貴族に愛された
サントル・ヴァル・ド・ロワール地方。
ルネサンスを代表する芸術家も惹かれた美しい古城の数々と、ロワールワインをお見逃しなく。

サントル・ヴァル・ド・ロワール地方を訪れる

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5th day

1日目はレオナルド・ダ・ヴィンチの暮らした城を訪れる

アンボワーズのクロ・リュセ城では、レオナルド・ダ・ヴィンチのアトリエが当時のままに再現されています。彼が実際に使っていたクロッキー帳を見たり、想像した機械の模型が展示されている庭園を散策したりして、当時のレオナルド・ダ・ヴィンチの日常生活の中に入り込みましょう。今年の夏、クロ・リュセ城では、彼の同名の作品からヒントを得て制作された《最後の晩餐》のタペストリーが特別に展示されます。この作品が、ヴァチカン美術館を離れてフランスで展示されるのは初めてこと。まさにサントル・ヴァル・ド・ロワール地方にとって快挙の出来事です。

2日目はアンボワーズの王家の城で芸術鑑賞をする

レオナルド・ダ・ヴィンチの墓があることで有名なアンボワーズ城では、この夏、フランソワ1世の腕に抱かれて死の床に横たわるレオナルド・ダ・ヴィンチを描いたフランソワ・ギヨーム・メナジョの大作が展示されます。それに合わせて、イタリア人のグラフィック・アーティストが、6mの画布にこの傑作の一部をストリートアートにアレンジした作品も展示されます。意表を突く独創的なイベントを実際に体験してみてはいかがでしょう。

3日目はシャンボール城の未来の姿に思いを馳せる

500年前、フランソワ1世は、沼地の真ん中に広大な城と庭を作ろうとした夢物語を見事に叶えました。2019年、サントル・ヴァル・ド・ロワール地方で最も多くの観光客が訪れるこのシャンボール城で、21世紀の夢物語を実現するために世界中の設計形が知恵を絞っています。フランソワ1世は当時、シャンボール城の敷地の中にブドウ畑を作ることも考えていました。時代を超えて2015年、ここに14ヘクタールのブドウ畑が作られ、2018年に初めての収穫が行われました。今年はまさにこのブドウ畑のルネサンスの年となり、初めてのシャンボール・ワインの試飲が行われます。この記念すべき機会に、シャンボール城を訪れてみては?

4日目は国際庭園フェスティバルで芸術を堪能する

ショモン・シュル・ロワール城では、毎年、国際庭園フェスティバルが開催されます。2019年のテーマは《天国の庭》です。フェスティバルの一環として、世界中から選ばれた20人ほどの造園家たちの作品が、4月から11月までの期間展示されます。それと同時に、芸術と自然センターでは、敷地内と城の壁に、世界各国の芸術家の現代作品を展示します。そして2019年の芸術シーンを代表する芸術家の一人がノーベル文学賞を受賞した中国人芸術家の高行健です。《新たなルネサンスへの呼びかけ》と題した彼の展覧会が開催されます。

5日目はサントル・ヴァル・ド・ロワール地方の屋外酒場を愉しむ

ブロワやトゥールやオルレアン、そしてロワール川の川岸に沿って立つダンス酒場のガンゲットからは、ロワール川や砂洲、アジサシやアオサギが眺められます。こうした屋外のバーは、6月から9月までの期間限定で営業し、ロワール川の岸辺を賑わせます。人々は、そこで、おしゃべりしたり、食べたり、乾杯したり、踊ったり、コンサートを聞いたり、時には映画や芝居を見たりします。ガンゲットは、サントル・ヴァル・ド・ロワール地方の濃密体験には欠かせない場所なのです。