5分でわかるフランスのゴルフ

サン・カンタン・アン・イヴリーヌにあるル・ゴルフ・ナショナル(国立ゴルフ場)にて、フランスで初めて、由緒ある「ライダーカップ」が開催されるまで、残すところあと1年となりました。ゴルフが娯楽と“アール・ド・ヴィーヴル”であるこの国のことを、5分でご紹介しましょう。

ヨーロッパ大陸におけるゴルフのパイオニア

フランスにおけるゴルフの歴史は、1856**ポー ゴルフ場の設立にさかのぼります。フランス初であるだけでなく、ヨーロッパ大陸でも初めてのこのゴルフ場**は、常にフランス流“アール・ド・ヴィーヴル”を楽しむための口実に事欠かない、イギリスのゴルファーたちの影響を受けて誕生したのです。

ますます高まるフランス人のゴルフ熱

フランスゴルフ連盟は、フランスで第7位のスポーツ連盟です。ラグビーのすぐ下、そして大方の予想に反して…ペタンクのすぐ上に位置していることからも、ブームの程がお分かりいただけるでしょう。そしてこのブームはまだこれからです…。

フランスでは、まず何よりも娯楽とみなされているゴルフ

1907年、アルノー・マシーが「全英オープン」で優勝しました。これまでにメジャー選手権を制したフランス人は彼一人です。しかしフランス人は、このことをあまり気にしていません。フランス人にゴルフを選ぶ理由を尋ねると、93%の人が「気晴らしのため」と答えます。

**アラカルトのゴルフ体験 あなたはどのような風景に憧れますか?フランスでは、選択肢が多くて迷ってしまうことでしょう。砂地が好きな正統派の方には、ウィムルー ゴルフ場ディナールのゴルフ場などのゴルフリンクス(海沿いのゴルフ場)。伝説的な女子ゴルフトーナメント「エビアン選手権」が毎年開催される、エビアンのゴルフ場。都会、海辺、あるいは山、どこでもあなたが滞在する場所から1時間以内のところに、整備の行き届いたゴルフ場が見つかるでしょう。もちろんバスク地方でも!サン・ジャン・ド・リュズには、1928年からこの地方におけるゴルフ“発祥の地”になっている、シャンタコ ゴルフクラブ**があります。

しっかり結びついたゴルフ+α

世界中のゴルファーたちがフランスのグリーンでゴルフをするために旅するのは、楽しみの幅を広げるためでもあります…。ボルドー近郊やバスク地方でのゴルフ+グルメ。プロヴァンスやコートダジュールでのゴルフ+甘い生活。ロワール渓谷やパリ周辺でのゴルフ+文化散策。ブルターニュやアルプスでのゴルフ+自然の中のハイキング…。

ゴルフクラブを持って出かけましょう!

「ライダーカップ」は、FIFAワールドカップとオリンピックに次いで、世界で3番目に多くメディアで報道されるスポーツイベントです。**2018年9月には、パリから近いサン・カンタン・アン・イヴリーヌの豪華なル・ゴルフ・ナショナルが、熱狂的な雰囲気の中で最大80 000人の観客を迎えることになっています。**誰もが同じことを思いつかないうちに、フランスにゴルフ旅行にいらしてはいかがでしょうか?