ノール・パ・ド・カレ、ルーヴル・ランスを含む文化の地

Published on 2014年 5月 14日
ノール・パ・ド・カレ、ルーヴル・ランスを含む文化の地 nord pas de calais fr

リールから出発し、話題のルーヴル・ランスをも含め、文化的ノール・パ・ド・カレのモデルコースをご紹介します。

 

DAY 1 : パリ ~ リール

午前

パリ、ノール駅からTGVで約1時間で玄関口リールに到着。

リール市内車窓観光

リールは北フランス最大の産業都市として栄え、旧市街には17世紀に作られたフランドル様式の建物が並び、中でも旧証券取引所はリールで最も美しい建築物とされています。
また、フランスとベルギーにまたがるフランドル地方の鐘楼は世界遺産に登録をされており、リール市内の鐘楼もその一つです。

昼食
おすすめレストラン

バジリック カフェ  Basilic Café
24 bis rue Esquermoise
http://www.basilic-cafe.com

午後

リールから約10キロ東のヴィルヌーヴ・ダスク(Villeneuve d’Ascq)へ出発。 (移動時間:約20分)

リール現代美術館(LAM)の見学

ンドン・パリ・ブリュッセルの交差点であり、またアムステルダムやケルンにも近いリールの近郊にあるこの美術館は、ヨーロッパ諸国の芸術に直結しています。
この理想的な地理関係から、リール現代美術館は、20世紀から21世紀にかけての現代作品については、北ヨーロッパを代表する美術館の一つとなっています。
リール現代美術館は、ブラック、ピカソ、レジェ、ミロ、モディリアーニといった現代美術の傑作から、ボルタンスキー、ビューレン、オッペンハイム、スラー
ジュの現代作品、そしてコルバズ、ウォルフリ、ジネッソなどのアール・ブリュットに至る全てをカバーして、計4,500作品を所蔵する、ヨーロッパで唯一
の美術館です。
Museé d’Art moderne de Lille リール現代美術館
1, Allee du Museé - 59650 Villeneuve d’Ascq
TEL : +33 (0)3 20 19 68 68
http://www.musee-lam.fr/

リールの北東約12kmにある町、ルーベ(Roubaix)へ移動。 (移動時間 :約20分)

ラ・ピシーヌ(La Piscine) 美術館見学 
ラ・ピシーヌとは、プールという意味で、繊維産業の中心地として栄えた20世紀前半に建てられたアール・デコ様式の市民プールがもとになっています。1985年にプールが閉館してからは、オルセー美術館も手掛けた建築家の手によりリノベーションが行われ、2001年に美術館として再オープンしました。水を張ったプールを中心に残し、更衣室やカフェテリアなど、以前の作りがそのまま残されており、他では味わえない独創的な空間のユニークな施設です。国鉄の駅から徒歩5分。
Musée La Piscine ラ・ピシーヌ美術館
23, rue de l’Espérance - 59100 ROUBAIX
http://www.roubaix-lapiscine.com/

夕食
おすすめレストラン

L’Hermitage Gantois
224 rue de Paris - 59000 Lille
http://www.hotelhermitagegantois.com

北フランスとベルギーに見られる伝統的なレストランで郷土料理をお召し上がりいただきます。

リール泊

グラン ホテル ベルヴュー Grand Hotel Bellevue
5 rue Jean Roisin -59800 LILLE
Tel: +33 (0)3 2057 4564 - Fax: +33 (0)3 2040 0793
http://www.grandhotelbellevue.com

 

DAY 2 : リール ~ ランス(Lens) ~ ヌー・レ・ミーヌ

午前

車でランス(Lens)へ移動。 (移動時間 :約30分)

ルーヴル美術館分館 ルーヴル・ランス見学
建物とのすばらしいハーモニーを保った美しい自然の景観が評判を呼んでいる。エントランススペースはガラス張り、また「Galerie du temps 時のギャラリー」と名付けられる予定の130mにもわたる展示スペースは、主にパリのルーヴル美術館で長い間眠っていて一般公開されて居なかった250作品(ギリシャ美術、オリエント美術、彫刻など)の企画展示がされています。この展示品は定期的に入れ替えが行われ、年代別に紹介されます。他にも趣向の変わったアンティミストな作品も展示されるなど、訪れる人が新しい発見ができるような美術館です。
Musée du Louvre-Lens
Rue Paul BERT 62300 Lens
Tel : 03 21 18 62 62
www.louvrelens.fr

昼食
おすすめレストラン

レ ジャルダン ド ラルカディ  Les Jardins de l'Arcadie
26 rue de l'Ecluse - 62300 LENS
Tel: 03 21 70 20 61
http://www.lesjardinsdelarcadie.com/

午後

ランス(Lens)市内観光 
かつては西ヨーロッパ最大の鉱脈を有し、炭鉱の町として栄えたが、1970年の閉山を機に町は衰退しました。元々は荒れ果てた農村でしかなかったこの町が、2世紀に渡る炭鉱業を通じての都市開発や、その過程で作られたぼた山などの文化的景観が認められ、世界遺産の登録となった場所です。2012年には日本人建築家グループ、SANAAの設計によるルーヴル美術館の分館、ルーヴル・ランスがオープンし注目を集めるようになりました。

ノール・パ・ド・カレ鉱山盆地について
ノール・パ・ド・カレ地方では、2003年からノール・パ・ド・カレ鉱山盆地を世界遺産の登録する活動を行ってきました。10年間の活動の成果が実り、2012年に 第36回ユネスコ世界遺産委員会でノール・パ・ド・カレ地方に位置する鉱山盆地が今に生きる文化的景観として世界遺産に登録されました。石炭の採掘のみで発展したこのような大規模の(120キロメートル、400ヘクタール)工業地帯が世界遺産に認められたのは世界で初めのことです。

車でエクス=ヌレット(Aix-Noulette)へ向かいます。 (移動時間 :約15分)

クラフトビール醸造所訪問 ビールのテイスティング
ラ ブラッスリー サン ジェルマン  La Brasserie Saint-Germain(French Craft Brewersメンバー)
26, ROUTE D'ARRAS - 62160 Aix-Noulette
http://www.page24.fr/

クラフトビール(Craft Beer)」とは、ビール職人が小規模なビール醸造所で造っているビールのことです。北部フランスはワインの生産ができないない土地柄でもあり、ノール・パ・ド・カレ地方はベルギーと国境を接していることもありビールづくりが盛んでかつては2000ものビール醸造所がありました。現在はその数は減っているが、コクと甘みがある美味しいビールは健在です。この地方では料理にもビールがよくつかわれます。
French Craft Brewersについて
http://www.frenchcraftbrewers.com/index

夕食
宿泊ホテル内レストランにて

ヌー・レ・ミーヌ泊
おすすめホテル

ラ メゾン ルージュ  LAMAISON ROUGE
374 Route Nationale, 62290 Nœux-les-Mines
Tél:+33 (0)3 21 61 65 65
www.hotel-lamaisonrouge.com

 

DAY 3 : ヌー・レ・ミーヌ ~ アラス

午前

車でアラス(Arras)へ出発。(移動時間:約30分)

アラス市内観光
アラスは12世紀頃から羊毛産業を通じて栄え、特に優れたタペストリーの生産で名を馳せ、国際的な貿易業の重要地となりました。町中にはアラス美術館があり、18世紀に国王が愛用した馬車などを見ることができます。一方では、1940年ドイツがフランスへ侵略を始めた際に戦場となり、「アラスの戦い」として知られています。
市内には、世界遺産に登録されている2つの建造物、鐘楼(フランドル地方の鐘楼郡として)と城砦(軍師ヴォーバンによって作られた軍事要塞群として)があります。

-    独特の建築様式を誇る広場、市庁舎、巨大地下トンネルを見学。
アラス地下には、中世の頃に建築用の石を切り出したトンネルがいつくもあり、それを第一次世界大戦(1917年のアラスの戦いの舞台となった)にトンネルをつなげて町の地下に大規模なトンネルネットワークを作り24,000人もの兵士が奇襲前の8日間を過ごしました。第二次世界大戦で、巨大地下トンネルは活用されました。
-    パティスリー・ティボーのチョコレートとお菓子(クール・ド・アラスというハート形をしたパン・デピスが有名)の試食
-    大聖堂と聖ヴァースト寺院(Saint-Vaast Abbaye)、アラス美術館(Musée des Beaux-Arts d’Arras)見学

昼食
アラス市内にて

午後

アラスの城塞(世界遺産)見学
フランス国王ルイ14世お抱えの軍事建築家、セバスティアン・ル・プレストル・ド・ヴォーバン(1633-1707)が手がけた軍事施設の中でももっとも秀でた12の城塞建築物群が登録対象となり世界遺産に登録されました。ヴォーバンは近代的要塞築城法を確立した第一人者で、ヴォーバンが要塞を築いた町は絶対に落ちないとまでいわれた要塞作りの達人でした。築城の歴史に大きな役割を果たし、ヨーロッパの軍事建築物のみならず、19世紀中葉まで西洋以外の地域の建築物にも多大な影響を与えました。
アラスの城塞
国王の命を受け、王国北部をスペイン領ネーデルラント共和国 の侵攻から守るために、ヴォーバンが1668年、アラス城塞citadelle d'Arrasの建築に着手しました。しかし、あまりにも戦略性を欠いた立地であったため、その城塞は「美しいが役に立たぬ城」とあだ名がついてしまいました。しかしそのことで、ヴォーバンの目を見張るような才能が損なわれるようなことありませんでした。

夕食
宿泊ホテル内レストランにて夕食。

アラス泊
おすすめホテル

ホテル ド リュニヴェール  Hôte de l'Univers
3-5 place de la Croix Rouge - 62000 Arras
Tél. : +33 (0)3.21.71.34.01
www.univers.najeti.fr

 

DAY 3 : アラス ~ パリ

午前

車でアラスからパリまで移動。 (移動時間 :約2時間半)

パリ観光へと続く

 

 

見どころ

見どころ