夜の博物館へようこそ

Published on 2014年 3月 10日
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夜の博物館へようこそ

2014年5月17日土曜日、今年で10回目となる「ヨーロッパ博物館の夜」がフランスをはじめ、ヨーロッパ全土で開催されます。

10年前から毎年、大勢の人々が春を迎えた土曜の一夜に美術館や博物館を気ままに歩いて、名作に親しんだり、独創的なコレクションに心惹かれる時間を過ごしています。
コンサート、大仕掛けのショー、趣向を凝らした見学コース、ビデオ・アート、パフォーマンスなど、それぞれの施設で競い合ってイベントが開催され、大いなる好奇心を掻き立てる一夜となっています!

博物館の夜は、ヨーロッパ各地でも大成功を収めています。モスクワからマドリード、ロンドンからブルガリアのソフィア、また、マルセイユからブカレストに至るまで、数百万のヨーロッパの人々が興味を示して共通の文化遺産である芸術を鑑賞します。

フランスでは、今回で2回目となる「夜の美術館が学校に!」プロジェクトが、フランス文化通信省と文部省の協力のもと実施されます。
このプロジェクトは、子供たちが自分の住む地域にある美術館や博物館の所蔵作品について理解を深められるように博物館と教育機関が連携することを目指しています。昨年はこのプロジェクトの最初の試みとして94館の収蔵作品を題材に82学級が参加しました。今年は294館がこの「夜の美術館が学校に!」プロジェクトに参加を表明しています。

イベント当日の夜は、TwitterやFacebook等のソーシャルネットワーク上でもお勧めポイントや感動したこと、写真など様々な情報交換が行われます。夜更かししてイベントに参加した人々が、自分たち自身で情報交換を行うことにより、イベントは更に活性化します。また、「ヨーロッパ博物館の夜」のサイトには全てのイベントプログラムが掲載されます。

2013年は、フランスの美術館や博物館1300館を含むヨーロッパの2021館がこのお祭りムード満載のイベントに参加しました。フランスでは200万人を超える美術ファンが、このユニークな機会を活用して、意表をつかれたり、遊び心にあふれていたり、専門的であったり、或いは、学術的であったり…、5000件を超える多種多様なイベントを通して展示室に詰め掛けます。第一回から来場者数は倍増し、その熱狂も大きくなっています!

フランス文化通信省が主催する「ヨーロッパ博物館の夜」は、欧州評議会、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)、ICOM(国際博物館会議)の三者から協賛を受けています。
なお、2014年はICOMが制定した「国際博物館の日」も同じ週末に開催される予定です。

公式サイト(フランス語のみ)はこちら