ミレー生誕200年と芸術家村バルビゾン

Published on 2014年 1月 27日
  • © O.Jobard/SIPAPRESS/CRT IdF

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ミレー生誕200年と芸術家村バルビゾン 77630 Barbizon fr

画家のジャン=フランソワ・ミレー(1814-1875)はノルマンディー地方グレヴィル村のグリュシーに農民一家の長男として生まれました。絵心を見込まれてシェルブールやパリで学び、26歳の時にサロン展に初入選すると肖像画家としてシェルブールで、続いてパリで活動しました。1849年にコレラ禍のパリを避けてバルビゾン村に疎開、その後定住します。

数々の作品舞台となったバルビゾンはパリの南東60キロメートルのフォンテーヌブローの森のはずれにあります。農村の人々の姿を描いたミレーは同じように村に集まってきたテオドール・ルソーらとバルビゾン派を構成。画家たちが集った「ガンヌ親父の宿」は現在ミレーやカミーユ・コローらの作品を所蔵する県立バルビゾン派美術館として公開されています。またバルビゾン観光局では村やフォンテーヌブローの森の7キロほどの道のりを2時間ほどで歩いて巡る見学コースも人気です。

ミレーの代表作「種まく人」、「晩鐘」など写実主義・自然主義の作品の数々はパリのオルセー美術館でご覧になれます。印象派のクロード・モネや、ヴァン・ゴッホにも多大な影響を与えました。ミレーは「落穂拾い」にも描かれたシャイイ・アン・ビエール村の墓所にルソーらとともに眠っています。

ミレーは同時代の日本画壇にも紹介されて人気を博し、黒田清輝や浅井忠らがフランスに渡るきっかけとなりました。日仏美術交流の立役者のミレー生誕200年にあたり作品を所蔵する山梨県立美術館はもとより、東京の三菱一号館美術館でも10月に特別展が予定されています。ゆかりの年にフランスと日本でミレーの作品世界にふれてみませんか?


ミレーゆかりの場所:

県立バルビゾン派美術館
MUSÉE DÉPARTEMENTAL DE L'ÉCOLE DE BARBIZON
 55 et 92, Grande rue - 77 630 Barbizon
http://musee-peintres-barbizon.fr/
Tél : 01 60 66 22 27
火曜および1/1、5/1、12/22は定休。10 :00-12 :30 / 14 :00-17 :30(7,8月は18 :00まで)


ミレーのアトリエ

アトリエ兼住居としていた家。遺品やバルビゾン派の画家の作品を公開しています。
Maison-atelier de Jean-François Millet
27, Grande rue 77630 Barbizon
Tél : 01 60 66 21 55


ミレーの生家
(グレヴィル=ラ・アーグ)
特別展「ミレーが種をまき、ゴッホが収穫する」2014年2/15-11/1
月曜休館。14 :00-18 :00(7、8月は11 :00から)。団体は要予約。
Maison Natale Jean-François Millet
Hameau Gruchy50440 Gréville-Hague
Tél : 02 33 01 81 91
http://patrimoine.manche.fr

見どころ

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