コルシカ: ピアナのカランシュ、ジロラタ湾、スカンドラ自然保護区を含むポルト湾

Published on 2013年 1月 18日
  • © Atout France/Maurice Subervie

  • © © Atout France/R−Cast

コルシカ: ピアナのカランシュ、ジロラタ湾、スカンドラ自然保護区を含むポルト湾 D81 20115 Piana fr

美しい風景、残された自然、そしてコルシカ固有の動植物が保護されている状況が高く評価され、1983年に世界遺産に登録されたピアナのカランシュ、ポルト湾、ジロラタ湾、スカンドラ自然保護区。
コルシカの北西部にあるこの地区はコルシカでも有数の風光明美な景勝地です。


スカンドラ自然保護区

コルシカ地方自然公園の一部となっているスカンドラ自然保護区は、コルシカに7つある中で最初に認定された自然保護地区。切り立つ赤い花崗岩の断崖が目を引くスカンドラ半島にあります。保護区内はマキと呼ばれる常緑灌木が生い茂り、絶滅が危惧されている鳥、ミサゴの貴重な生息地であるほか、カモメ、鵜、など多くの鳥が繁殖しています。人が近づけない小島や洞窟が点在する海はどこまでも澄み、海の生物の宝庫です。

ジロラタ湾

スカンドラ半島の南にあるのがジロラタ湾。湾に入り口には15世紀、ジェノヴァによる統治時代に造られた小さな砦があり、猟師や観光客を迎えてくれます。湾と同名の集落ジロラタには、船で行くか、山道を1時間半ほど歩いていくしかありません。

ポルト湾

ジロラタ湾の南に位置し、より大きい湾がポルト湾です。ポルト川の河口に、やはり同名の集落ポルトがあり、絶好の海水浴場となっています。かつては、ポルト集落は5キロほど内陸に入ったオタ村の港として機能していましたが、オタ村はいつか力を失い、衰退してしまいました。古いものは何も残っていないポルトに唯一あるのがジェノヴァ時代の塔。赤みを帯びた岩にそびえています。ポルトからは、ポルト湾やスカンドラ自然保護地区を周遊する船が出発し、ミニクルーズを楽しむことができます。

ピアナのカランシュ

ピアナは岩に囲まれた入江。カランシュとは入江を意味します。同名のピアナ村があり、「フランスでもっとも美しい村」協会に加盟している村からの眺めは息をのむような絶景です。ピアナのカランシュを楽しむなら、船からその切り立った岩々を眺めるのもよいですが、ポルトとピアナ間に続く断崖につくられた崖っぷちの道路を車で行くのも一興。