パリの老舗デパート、サマリテーヌが生まれ変わります

Published on 2013年 1月 07日
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パリの老舗デパート、サマリテーヌが生まれ変わります 19 Rue de la Monnaie 75001 Paris fr

ボン・マルシェについてパリで2番目に古いデパートのサマリテーヌ。
元々ここは1869年に、ある夫婦によってはじめられた小さなブティックでした。奇遇なことに、この夫婦の妻、マリーはボン・マルシェの洋服売り場の店員だったそうです。
かつてセーヌ川沿いの1区、リボリ通りに建ち、パリの人々から愛されたこの老舗デパートは2005年にその歴史に幕を閉じました。
しかし今回、パリ市役所はLVMH(モエ・ヘネシー=ルイ・ヴィトン)社にこのデパートのリニューアルオープンのための改修工事の着工を承認しました。
オープン時期は2015年末を予定しており、工事費用としては4億6000万€(約529億円)が見込まれた大がかりなものになります。


2万㎡という広大な敷地を利用して、デパートだけでなく、商業施設、LVMH系列のラグジュアリーホテルのシュヴァル・ブラン、市営アパルトマン、そして保育園まで兼ね備えた大型の複合施設として生まれ変わる予定です。
外観は、これまでのクラシカルな雰囲気とは異なり、波打ったステンドグラスを特徴としたエントランスをはじめとするモダンな作りになる予定です。
商業施設のメインは2.000㎡にも及ぶショッピングスペースで、こちらは高級腕時計専門のスペースとして活用される予定です。
ここには複数の高級時計ブランドの出店が決まっており、LVMHのライバルでもあるリッシュモン(Richemont)のオペラ店進出に対する戦略がうかがえます。


歴史の中に埋もれていた過去の遺産に、また一つ新しい息吹が吹き込まれることになりました。

見どころ

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