読書の秋2017

Published on 2017年 10月 23日
読書の秋2017

今年も文学とBD(バンド・デシネ)の祭典「読書の秋」の季節がやってまいりました。

 

第10回「読書の秋」は文学、BD、音楽、デッサンなどアートとの対話に焦点を当て、言語と文化が交錯するイベントが全国各地で開催されます。今回、アンスティチュ・フランセ日本は、フランスで話題の5名の作家を迎え、全国各地でその作品を紹介します。

1999年のヴィラ・九条山[1]招聘アーティストで、日本をこよなく愛するフィリップ・フォレストが昨年邦訳出版された自作『シュレーディンガーの猫を追って』を巡り、『おぱらばん』の作者堀江俊之とともに創作のインスピレーションについて語りあいます。

処女作『ボージャングルを待ちながら』で鮮烈なデビューを果たしたオリヴィエ・ブルドーはダンスと狂気、愛とジャズについて『乳と卵』の川上未映子(東京)と、そして同じく芥川賞作家の小野正嗣(東京)、諏訪哲史(名古屋)と対談します。

作家、哲学者、漫画『闇の国々』のシナリオライターとして既に日本でも知られるブノワ・ペータースは、「架空都市」についての思索を述べます。

ゼイナ・アビラシェドは、中東(レバノン)と西洋(ヨーロッパ)の音楽の出会いを語った作品、『ピアノ・オリエンタル』におけるイマジネーションを皆様と分かちあうために、札幌では池澤夏樹と対談し、東京では、音楽評論家、詩人の小沼純一と、作家で本作の翻訳家でもある関口涼子と鼎談します。彼女はまた札幌で池澤夏樹と、京都では著名な漫画作品「テルマエロマエ」の作者ヤマザキマリと対談します。また、ゼイナ・アビラシェドは、ステファン・ツァピとのピアノコンサートとライブペインティングを行います。

アニメ映画「ひるね姫~知らないワタシの物語」(2017)など日本のアニメ制作に携わっている日本在住のフランス人アニメーター クリストフ・フェレラにデッサンを学べるワークショップを東京で行います。

また、今年は、豪華な賞品が当たる「フランス語の読書感想文コンクール」も開催されます。

皆様に、とっておきの文学と芸術の祭典を楽しんでいただけますように!

 



[1] ヴィラ九条山はアンスティチュ・フランセ日本の5つの支部の1つ で、ベタンクールシュエーラー財団とアンスティチュ・フランセの支援を受けています。

 

 

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