ヴォーバンの防衛施設群-サン・マルタン・ド・レの城塞と城壁

Published on 2017年 9月 05日
  • © Atout France/Daniel Philippe

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ヴォーバンの防衛施設群-サン・マルタン・ド・レの城塞と城壁 17410 Saint-Martin-de-Ré fr

ヴォーバンの防衛施設群-サン・マルタン・ド・レの城塞と城壁  

フランス国王ルイ14世お抱えの軍事建築家、セバスティアン・ル・プレストル・ド・ヴォーバン(1633-1707)が手がけた軍事施設の中で12の城塞建築物群が世界遺産の登録対象となっている。今日、軍事施設としては無用の長物と化しているが、軍事施設に相応しからぬ美しい建築物の紹介。

 

この地は幾度か戦争の舞台となり、宗教的な対立の地になっている。1622年にはカトリック側のギーズ公とラ・ロッシェルのプロテンスタントとの戦いが起こり、1627年にはフランスがスペインと同盟を結びユグノーに対して弾圧を強めるとイングランドのバッキンガム公がラ・ロシェルのプロテスタントを支援する戦いが起こった。この際、1625年に築いたサンマルタン要塞にフランス軍は籠城し、イングランド軍は撤退した。しかしながら城塞は大きな被害を受けたため、このような戦いの場となる宿命の地、サン・マルタン・ド・レの築城にヴォーバンが命じられた。から工事を開始、1681年まで続いた。

その後は18世紀には塩、ワイン、ブランデーを輸出する貿易港となり、ギニアやニー・カレドニアへ行く客船の停泊地となった。

 

フランス国鉄SNCF 、ラ・ロッシェル=ポルト・ドーフィーヌ駅から車で30分ほど 

 

 

 

見どころ