ラスコー洞窟の特別展「世界遺産 ラスコー展」が日本到着!

Published on 2016年 10月 25日
  • Lascaux IV

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ラスコー洞窟の特別展「世界遺産 ラスコー展」が日本到着! lascaux fr

ラスコー洞窟、ヴェゼール渓谷の先史時代の史跡および壁画洞窟群について

アキテーヌ地方
ヴェゼール渓谷には旧石器時代の装飾洞窟が25箇所残されています。

1940年に発見されたラスコーをはじめ、洞窟内に描かれたものをはじめとする壁画は、民俗学、人類学、美学の面で非常に大きな価値をもつものとして認定されて、1979にて世界文化遺産に登録されました。

ラスコーの壁画は狩りをテーマにしたもので、描かれている動物は約100体。巧みな構図、正確な観察力、豊かな色彩、生き生きとした表現力には大変迫力、魅力が満ちています。

 

ラスコーの進化:ラスコー洞窟Ⅱ~IV

本来のラスコー洞窟は訪問者による二酸化炭素が洞窟内の壁画の劣化をもたらして、1963年以来、立ち入り禁止となりました。そのため1983年にて、「ラスコー洞窟Ⅱ」と呼ばれるレプリカが当時の手法をつかって再現・制作されましたが、オリジナル洞窟の2つのホールのみを再現したものとなっています。

その後、移動式展示品の「ラスコー洞窟Ⅲ」が手掛けられ、ラスコーの魅力を伝えるため、世界中で巡回展示を行っています。

そして今年12月、アキテーヌ地域圏とドルドーニュ県が新たなレプリカとビジターセンター「ラスコー洞窟Ⅳ」をオープンされる予定です。

この最新設備の大きな魅力は本来のラスコー洞窟を全体的に鑑賞できるようになること。

 

ラスコー洞窟Ⅳの紹介

訪れた人が自然に見入ってしまうような臨場感あふれる見学空間を造り出すため、温度、湿度、明度、音などオリジナルの洞窟を忠実に再現されています。

洞窟内部にはさまざまな演出装置も用意されています。これらは、映像技術やバーチャルテクノロジーを利用した鑑賞体験を通じて人々に壁画芸術やクロマニヨン人の文明に関する知識を養ってもらうための仕掛けです。

 

開始予定日:2016年12月15日

 

ラスコーⅣオープン以降のラスコーⅡについて

ちなみにラスコーⅣのオープン後、ラスコーⅡは一般見学不可となりますのでご注意下さい。 それ以降のラスコーⅡはなんとユニークベニューとしてご利用いただく事が出来ます。

洞窟内でのワインテイスティングも可能です。ラスコーⅡでオリジナルイベントを手掛けてみませんか?

 

アクセス

ラスコー洞窟はモンティニャック町から凡そ2キロほどに位置しています(入場券はモンティニャックの町の観光局で購入可)。洞窟へのアクセスはタクシーや専用車を利用することになります。

又、モンティニャックには駅はなく、一番近い国鉄駅はコンダ・ル・ラルダン (Condat-le-Lardin)。そこからモンティニャックまでは約10キロ。バスはないのでタクシーの利用が必要です。ブリーヴ(Brives)またはペリグー(Perigueux)からなら、それぞれバスが一日1-2本運行されています。

 

宿泊

洞窟の周りにはまったく何もないため、宿泊地としてサルラ=ラ=カネダ(Sarlat-la-Canéda)はおススメ。この美しい中世都市はラスコー洞窟から25キロ離れていますが、フランス国内最初の景観保護地域の復興に認定された絵のように美しい旧市街が残っている街です。

また、毎週土曜日には市内の中心部で朝市が開かれており、かつて教会だった建物も開放して内部にお店が並ぶユニークな光景を見ることができます。

 


ラスコーⅢが来日!日本の「世界遺産 ラスコー展」

ラスコー洞窟の本来の壁画の魅力を広く人々に知ってもらうために、フランス政府公認のもと制作された展覧会「LASCAUX
INTERNATIONAL EXHIBITION」(ラスコーⅢ)が世界巡回しています。

 2016年11月、世界各国で人気を博しているこの巡回展に日本独自のコンテンツを加えた特別展「世界遺産
ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」が、東京の国立科学博物館で開催されます。

その後、宮城県・多賀城市(2017年3〜5月)または福岡県・太宰府市(2017年7〜9月)にて開催される予定です。

本展では、謎に包まれたラスコー洞窟の全貌を紹介するとともに、1ミリ以下の精度で再現した実物大の洞窟壁画展示によって、研究者ですら入ることができない洞窟内部の世界を体験することができます。また、クロマニョン人が残した芸術的な彫刻や多彩な道具にも焦点をあて、2万年前の人類の豊かな創造性や芸術のはじまりを知る旅にご案内いたします。

 

【開催情報】

展示会名:「世界遺産 ラスコー展」

会期:2016年11月1日(火)〜2017年2月19日
:国立科学博物館(東京)

2017年3月25日(土)〜5月28日(日):宮城・東北歴史博物館(多賀城市)

2017年7月11日(火)〜9月3日(日):福岡・九州国立博物館(太宰府市)

主催:国立科学博物館、毎日新聞社、TBS

公式サイト:http://lascaux2016.jp/

 

見どころ