世界遺産ヴェルサイユ宮殿と「マリー・アントワネット展」

Published on 2016年 10月 25日
  • Versailles (c) Christian-Milet

    Versailles (c) Christian-Milet

    © Christian-Milet

  • Versailles - Fontaines (c) Christian-Milet

    Versailles - Fontaines (c) Christian-Milet

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  • Versailles - Petit Trianon (c) Christian-Milet

    Versailles - Petit Trianon (c) Christian-Milet

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世界遺産ヴェルサイユ宮殿と「マリー・アントワネット展」 versailles fr

ヨーロッパ各国の王宮のモデルであった宮殿

太陽王・ルイ14世の栄華を象徴する宮殿
ヴェルサイユ宮殿は、もともとルイ13世とアンヌ・ドートリッシュが狩猟の館として使っていた城館を、17世紀半ばに太陽王ルイ14世が増築して宮殿にしたものです。 当時一番の建築家と言われたル・ヴォーや造園の名師ル・ノートルなど、最高の職人を招いて完成したヴェルサイユ宮殿は、ルイ16世の時代でフランス革命が起きるまで国王の居城として使用されました。

革命時には、ルイ16世と王妃マリー=アントワネットはこの宮殿を追われ囚われの身となります。
宮殿はその後、ナポレオン1世の時代に増築され、1837年、国王ルイ・フィリップの時代にフランス歴史博物館として生まれ変わりました。

1979年に宮殿、庭園ともにユネスコ世界遺産に登録されました。

内部は豪華絢爛な装飾で埋め尽くされており、中でも有名なのはヴェルサイユ講和条約が締結された鏡の間です。庭園に面した大きな窓から差し込む日の光が壁一面を埋め尽くす鏡に反射し、室内の装飾を美しく照らしだす設計です。

また、広大な敷地を持つ庭園はフランス式庭園の最高傑作とも言われています。

 

プチトリアノン宮殿とマリー=アントワネット王妃

プチトリアノンは1774年、国王ルイ16世から王妃マリー=アントワネットに与えられた離宮です。

窮屈な作法を求められるヴェルサイユ宮殿での暮らしに嫌気がさしたマリー=アントワネットにとってこの離宮は、気心知れた仲間達と過ごす大切な場所でした。

建築家のアンジュ=ジャック・ガブリエルは当時、最新流行の「ギリシャ風」様式を利用することによって、古典的な要素が取り入れられています。

この新しい建築様式の簡素さ、装飾の豪華さ、秩序は18世紀末大変人気となった様式でした。

また、それぞれのファサードのデザインが異なっており、ヴェルサイユ宮殿の中でも特別な存在感を持っています。

 

ヴェルサイユ庭園の「大噴水祭 」

フランス一美しい庭園を舞台に開催される音楽と噴水の共演。宮殿を取り巻く広大な庭園では毎年春から秋にかけ、水とクラシック音楽の好評スペクタクル「大噴水祭Les
Grandes Eaux musicales」が行われています。

「大噴水祭」は4月から10月までの毎週末開催されます。

料金:9.00 EUR (オンライン事前予約可能)

また、庭園内の数々の芸術作品を鑑賞できる幾つかの散策コースも用意されていますので、音楽のリズムにのって流れる泉水と木立ちを散策してみてください。

 

2016年の秋、「マリー・アントワネット展」が開催

1755年、オーストリア大公マリア=テレジアの娘として生まれたマリー・アントワネット。1793年10月16日、37歳で断頭台の露と消えるまでの一生を追う展覧会が今秋東京で開催されます。

フランス王家に14歳で嫁いだ時の祝宴で使われたテーブル飾りや、幽閉中に彼女が身に着けた肌着やヘアバンド、断頭台にのぼる際に脱げたとされる靴など、貴重な歴史的展示物が200点あまり来日。王妃が母親の影響を受けコレクションしていた日本の漆器や最近解読されたフェルセン伯爵への暗号黒塗りラブレター(複製)など、王妃の心の深い部分にも触れられる貴重な展覧会です。

更に今回は王妃のプライベート空間であった「プチ・アパルトマン」を、実際に使っていた家具や同時代の浴槽と共に実寸大で再現。宮廷の人々の目にさらされる絢爛豪華な公式の居室と異なり、快適に住むことを重視し壁紙までマリー・アントワネットの趣味に沿って作られた3部屋です。現在は残っていない図書館は、資料をもとにバーチャルリアリティーで蘇らせます。この規模の空間再現がヴェルサイユ宮殿の外でなされるのは史上初の試みとなっています。

 

本展の主なコンテンツ:

① 宮廷が誇る有名な絵画の展示

② マリー・アントワネット王妃の愛用品

③ 王妃のプライベート空間、「プチ・アパルトマン」の再現による体験

美術品や資料だけでなく、彼女が暮らした空間とその時代をも体感することが出来る本展。3つのコンテンツでその波乱の一生に迫る、マリー・アントワネット展の集大成です。

 

【開催情報】

展示会名:ヴェルサイユ宮殿≪監修≫ マリー・アントワネット展

会期:2016年10月25日(火)-2017年2月26日(日)

会場:森アーツセンターギャラリー (東京・六本木ヒルズ
森タワー52階)

主催:ヴェルサイユ宮殿、日本テレビ放送網、読売新聞社、BS日テレ、森アーツセンター

公式サイト:http://www.ntv.co.jp/marie/

見どころ

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