アルビのサント・セシル大聖堂――要塞? 教会?――

Published on 2016年 5月 20日
アルビのサント・セシル大聖堂――要塞? 教会?―― sainte cecile albi fr

ユネスコの世界遺産登録されている「アルビの司教都市」にこの巨大な教会は含まれている。この教会、ゴシック様式の教会なのだが、実に窓が少ない。内部の贅を凝らした装飾を見ると、要塞のごとき外観は何とも異様である。尖塔の高さも78メートルもあるという偉観。そうなった理由としては11世紀にローマ教皇庁より異端宣言がなされ、12世紀に正式に禁止された「カタリ派」は「アルビジョア十字軍」と戦い、トゥールーズ伯が王への服従とカトリック信仰への復帰を表明するという形で「十字軍」活動は幕を閉じるという和平後に作られ、その後も異端尋問は1321年まで続き、まだ反撃を受ける心配があったため、という懸念があったようだ。考えてみると、壮麗ではあるが内部の地獄絵のおどろおどろしい。このような歴史的な背景が影響していると言えよう。1282年の竣工から200年かけて作られたこの教会、なんと理解したものか。。。

行ってみれば何かが分かるかも度★★★☆☆

見どころ