ロンシャン フランス革製品の至宝

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ロンシャン フランス革製品の至宝 Paris fr

65年の品質と伝統を誇り、常にフランスのトップブランドであり続けるロンシャン。そのサクセスストーリーは実はタバコとパイプから始まりました。

時は第二次世界大戦後。同盟国軍も引き上げ、平和を取り戻したパリで、たばこ屋「オ・スルタン」のジャン・カッセグランの事業は好調でした。優秀なビジネスマンであった彼は、彼独自のデザインをあしらった革パイプを作ることを思いつきました。

このアクセサリーは瞬く間に人気商品となり、パリのみならずジャンはアメリカの軍事司令官にもこのパイプを届けていました。冷戦時代が到来すると、世界中に拡大した米兵たちと共に、パイプは世界に広まりました。

 

ブランドの誕生

この革パイプの売れゆきを確信したジャンはブランド創設を決意し、自分の愛したパリの競馬場の名前をつけ、ジョッキーを乗せ飛ぶように走る馬のイメージを、現在も使われ続けるブランドロゴマークとしたのです。

終戦後の世界はまた、旅行者の数が急増した時期でもありました。この頃までにロンシャンは革パイプだけでなく、パスポートカバーや財布など、旅行者のための皮革製品を多くデザインするようになりました。

そして1970年、ロンシャンは最初の女性用ハンドバッグライン Lm femmes を世に送り出します。そしてこの商品はたちまち日本で大人気になったのです。これ以前には日本でここまで成功したフランスブランドはありませんでした。この人気はデルビーラインでも続きました。

 

プリアージュモデル

プリアージュモデルによる大成功は、1993年フィリップ・カッセグランが創り出したものでした。この有名なはたちまちヒット商品になり、現在もブランド一のヒット商品です。革の取っ手のついた丈夫なナイロンから作られており、小さくたたむことができる、現代女性にとってはなくてはならないアイテムとなりました。

時の流れを経ても、ロンシャンはフレッシュなイメージを維持してきました。ロンシャンの広告キャンペーンに参加したケイト・モスは、ブランドの価値観に刺激を受け、彼女自身がデザイナーとなりケイト・モスラインを創り出しました。

100%株式会社資本はカッセグラン一族によって所有されているため、革新と伝統は切り離して考えることは出来ません。社長夫人であり店舗責任者でもあるミシェル・カッセグランは自身でも毎日パリ・フォブール・サントノ―レの本店で接客をしています。

見どころ

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