出走前の準備

出走前の準備 PARIS fr

気軽に参加してみよう

フランスの大会は日本よりもずっと気楽に参加できる。レース案内のチラシについている申し込み用紙を郵送しても良いし、おおむねインターネットでの登録もできる。普通の市民レースなら当日受付OKの場合が多いので、その日の朝気が向いたら出かけるという楽しみ方も可能だ。(ただし当日申し込みの場合は、参加料が数ユーロ高くなることが多い。)

ウエア類は日本と同じで大丈夫というより、こちらのランナーは装備もかなり適当なので、フランスがおしゃれな国と思っている人はガクっとくるかも。不便なのは、パリの路上に飲み物の自販機がないことだろう。レース前は水分補給が気になるが、早朝は店も開いていないので、スタートまでに飲むものは前日に確保。(ピンチの場合メトロのホームになら自販機がある可能性高し)

 

健康診断書を忘れずに!

さてフランスのレース参加で注意すべきは健康診断書である。有名フルマラソンでも小さな市民レースでも、フランスでは基本的に健康診断書の提出が必要である。形式的なものでクリニックでもその場でササッと書いてくれるのだが、この診断書は一般の検診結果とは違い『陸上競技(または運動競技)の試合・レースに出ても大丈夫』という規定のフレーズが入っていることが必須である。

日本の病院でも欧文の診断書を出してくれるが、フランスのマラソン用となると戸惑うドクターがいるかもしれない。というわけで、日本から参加する場合の最も手軽で確実な方法を伝授致しましょう。パリマラソンなど大きな大会のサイトには、たいていcertificat medical (健康診断書)という項目がある。そこにシンプルなひな型が掲載されているのでダウンロード、プリントアウトして、お医者さんに持参する。必要事項はアルファベットで記入して貰い、最後に医師のサインとハンコで出来上がりである(サインの他に必ずハンコも押してもらうこと。病院のゴム印が良い)。診断書は1年間有効なのでコピーしておけば、別のレースに出たくなった時に何度でも使える。

 

 

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筆者紹介: 菅野麻美
東京生まれ。在仏美術ジャーナリスト。
1991年パリ大学造形美術学部修士号取得。94年博士過程前期修了。
フランス人陶芸家エルビール・カザリスに師事し、陶芸家としても活動。  
生来の料理好きで、現在ランナーズ誌に食とマラソンのコラム「フランスを独創的に嗜む」を連載中。フルマラソンの自己ベストは3時間21分。

フランスマラソンの著書「フランスを爆走する!」も好評発売中
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見どころ

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