アルビの司教地区

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アルビの司教地区 アルビ fr

アルビの街は2010年にユネスコ世界遺産に登録されています。

主な対象はベルビ宮殿、サント・セシル大聖堂などの宗教建築と、旧市街の中世の街並み。

サント・セシル大聖堂 CATHEDRALE STE-CECILE : 十字軍の戦いから数十年を経た1282年に竣工し、1480年まで200年の歳月をかけて完成した。レンガづくりの大聖堂は、南方ゴシック様式の代表作で、 長さ113メートル、幅35メートル、高さ40メートルもある巨大な造りで、ファサードは教会というより、城砦のイメージだ。カタリ派を制圧したカトリッ クは教皇の威厳を見せつけたかったのだ。パステル染料で描かれた天井画は完成以来一度も修復されていないが、鮮やかな美しい色を残している。「最後の審 判」を描いたフレスコ画は15世紀末の傑作で必見。

 

旧市街: タルン川の南側が旧市街。坂の多い小さな路地の両側に古びたレンガの建物が連なる。木組みの家は14世紀に、レンガの大きさが揃っている家は18世紀に建て られたもの。古い家はレンガの大きさも焼き色もバラバラで、レンガを作った人の指の跡が残っているものまである。パステル染料や帽子、パスタなどの焦点 だったもので、1階は店舗、2階に住居、上階は納屋になっていた。ひとつの通りには同じ職業の人が集まり、地区ごとに高い塔が建てられていた。現在でも 10あまりの塔が残っている。14-16世紀にかけてアルビはパステル染料の交易で最盛期を迎える。財を成した商人が建てたルネッサンス様式の家や初代総督の家、美しい中庭をもつ教会、トゥールーズ=ロートレックの生家などを名所を訪ねながらの散策が楽しい。

 

ヴィユー橋 PONT VIEUX: タルン川にかかる趣のある橋。1050年の建造で、現存するヨーロッパの橋のなかではもっとも古い橋のひとつ。中世には屋根付きの建物が橋の上の両側にずらりと並び、旧市街にはいる場所には関所が設けられていた。

見どころ