アルザスの郷土料理

  • © Atout France/Jean François Tripelon-Jarry

  • © Atout France au Japon

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アルザスの郷土料理 ストラスブール fr

味覚の交差点 アルザスの郷土料理

ドイツと国境を接するアルザスの料理には、ドイツの豪快さとフランスの繊細さ、両方の要素が感じられます。ミシュランで評価されるレストランはもちろん、田舎町の小さな店でも様々な美味に出会えるのが、アルザスの食の楽しみと言えるでしょう。以下に、主な名物料理を紹介してみましょう。

ブレッツェル Bretzel/リボンを結んだような形の塩味の利いたスナック菓子で、ビールの肴にも合います。街角のスタンドでも売っています。 

クグロフ Kougelhopf/アルザスのブリオッシュとも言われる、王冠の形のほんのり甘いパン。昔は日曜の朝食に食べる習慣があったそうです。ビール酵母が使われ、焼き立てのフカフカに粉砂糖をかけたところが美味。

タルト・フランベ Tarte Flambee/タマネギやベーコンが具の薄いパイ。切り売りをテイクアウトもできますし、カフェのメニューにもありますから、ピザをほおばる感覚で気軽に食べられます。

フォアグラ Foie Gras d'Alsace/ガチョウの肥大した肝臓をパテにした前菜フォアグラは、ペリゴール地方と並ぶ二大産地です。ストラスブールで1780年に考案されたと言われています。

シュークルート Choucroute/ドイツではサワークラウトと呼ばれます。塩漬けキャベツを白ワインで煮込んだ料理。酸味が白ワインやビールとよくマッチします。ハムやソーセージと煮込んだものがポピュラーですが、白身魚やガチョウなど、付け合せは店によりバリエーションがあります。

ベックホーフ Baeckeoffe/白ワインでマリネした豚、牛、ラムなどとジャガイモを重ね焼きしたオーブン料理。白ワインの酸味がかなり利いています。野菜もボリュームたっぷりの一品。名前は”パン屋のかまど”の意味。朝、主婦が洗濯への出がけに、家で仕込んだ鍋をパン屋のかまどに預け、ほどよく焼きあがる夕方に持ち帰った習慣から来ているそうです。

マトロット Matelote/マスや川カマスなどの川魚を白ワインとオニオンソースで煮たもの。

マンステール Munster/アルザス特産の、かなりクセのあるチーズ。よくクミンの実と一緒に出されます。やはり個性の強い白ワイン、ゲヴュルツトラミネールと相性がいいと言われます。

 

居酒屋”ヴィンシュテュブ”で味わう土地の味覚

アルザス地方の庶民的な食べどころが、”ヴィンシュテュブ Winstub”と呼ばれる居酒屋です。Winはワイン、stubは部屋。気のおけないワインバーといったところでしょうか。レストランよりはかしこまらず、ビールはもちろん、ワインもグラスで気軽に頼むことができます。メニューにはシュークルートやマンステールなど、アルザス名物の手軽な一品料理。夕食をすませた後、デザートのケーキを食べに訪れる人々もいます。夜遅くまで話の興じる地元の人々に交じって、アルザスらしい心安い雰囲気を味わうのにもぜひ一度は立ち寄ってみたい場所です。

見どころ