ノルマンディー地方のお土産

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ノルマンディー地方のお土産 Alencon fr

ユネスコ無形文化財:アランソンのレース dentelle d’Alençon

 2010年、フランス料理がユネスコ無形文化遺産に登録されたとの同時に、アランソンのレース編みも登録されました。ポワン・ダランソンと呼ばれるニードルポイントレースで、白馬の尾や麻糸などの細かい材料を用い、10段階もの行程を経て美しい透かし模様に仕上げていきます。もともとは17世紀半ばにイタリアのヴェネツィアから紹介されたレース編みですが、徐々にアランソン編みと言われる独自の編み方を発展させました。レースのように繊細で優雅な街並みも魅力です
1平方センチ作るのに7時間という気の遠くなるような手間を要します。貴婦人のドレスを飾った繊細なアランソン・レースは18世紀に一斉を風靡し、マリー・アントワネットも愛用したといわれます。

「絵画とレース博物館」Musée des Beaux-Arts et de la Dentelle 
1857年に設立された、 17 ~ 20 世紀のフランスとヨーロッパのレース作品を収蔵する博物館。アランソン編みの技術の発展の歴史をひもときます。ランスのレース作品を多く展示し、夏の間はアランソン・レースの実演が行われます。映像ではレースの制作過程も紹介。博物館のショップでは、アランソン・レースのモチーフを実際に買うことができます。数センチのモチーフで250~750ユーロ程度しますが、希少価値が高く鑑定書付きです。
繊細なレース模様を再現したメモ帳やしおりなどの文房具も販売していますので、手軽なお土産にはこちらをどうぞ。

アランソンへのアクセス
アクセス:〈鉄道〉パリのモンパルナス駅からシュルドン Surdon まで約 2 時間 10 分、シュルドンで乗り換えて約 30 分。または、パリのモンパルナス駅から TGV でル・マンまで約 1 時間(在来線では約 2 時間半)、ル・マンで乗り換えて約 一時間半。

 

リンゴのお酒:カルヴァドス、シードル

ノルマンディー地方の気候は、ブドウの栽培には適さないため、ワインは造られていません。その代わりに、特産のリンゴを使ったお酒が造られています。その代表と言えるのが発泡酒の「シードル」です。日本と違い、小粒で酸味の強いリンゴを使い、さっぱりとした飲み口に仕上げたシードルは、クリームを多用する郷土料理との相性もぴったりです。

また、このシードルをさらに蒸留して造ったリンゴのブランデーが「カルヴァドス」。アルコール度数40度、ブランデーならではの芳香をもつ酒で、おもに食後酒として飲まれます。1リットルのカルヴァドスを造るのに、約80kgのリンゴが必要とされ、最低2年、樽で熟成されます。年を経るにつれ、よりまろやかで香りの強いものとなり、「オル・ダージュ Hors d’Age」と称される高級品となります。

 なお、発泡酒のシードルとカルヴァドスを合わせたものは、「ポモー」と呼ばれます。甘口で口当たりがよく、デザートとともに、あるいは食前酒としても楽しめます。

 
 

見どころ