フランス各地で行われる夏のライトアップ

  • © Atout France

フランス各地で行われる夏のライトアップ

夏の夜を彩る光のスペクタクル

フランスで夏を旅する楽しみ。それは遅い日没とともに始まる光のスペクタクルではないでしょうか。街のシンボルである大聖堂や歴史建造物の壁面を使って繰り広げられる豪華絢爛なスペクタクルは夏の風物詩といえるでしょう。

 

都市のライトアップ・イベント

◇ル・マンのキマイラの夜 (ペイ・ド・ラ・ロワール地方)

毎年夏の間、ル・マン旧市街のモニュメントの壁はスクリーンに変化します。街中5か所にできるスクリーンを、月光の下、想像力をかきたてられるそぞろ歩きが楽しめます。映像の主人公であるガーゴイルの怪獣、一角獣、竜たちが、日没と同時に街を占拠し、見る人を想像上の世界へ誘います。

 

◇シャルトル・アン・リュミエール2011 (サントル・ヴァル・ド・ロワール地方)

パリ、そしてロワールの古城からも近いシャルトルの街は2003年から街をあげたライトアップイベントに取り組んでいます。市内27か所のモニュメントにライトアップと音響効果が施されます。ライトアップ終了となる最後の二日間は「光の祭典」Fête de la Lumièreとして、様々な催しやスペクタクルが開催されます。7~8月の間は毎晩、大聖堂からライトアップ個所を巡るミニトレインが出ています。

 

◇「ランデヴー・プラス・スタニスラス」ナンシー、スタニスラス広場のライトアップ (ロレーヌ地方)

西洋で最も美しい広場と呼ばれるスタニスラス広場で繰り広げられる音と光のスペクタクル。映像の制作はSpectaculaires, Allumeurs d’images社が手掛けています。広場に面する5つの建物(市庁舎、オペラ座、美術館、ホテル・ド・ラ・レーヌ、ジャケ館)を壁に見立てた豪華スペクタクル。スクリーン長の合計がこれまで96メートルであったのに対し、今年は200メートルに拡大してパワーアップ。

 

 

 

教会、カテドラル

フランスに数多くある大聖堂や教会は夏のライトアップイベントの中心的存在です。

 

◇ランス、ノートルダム大聖堂「色彩の夢」(シャンパーニュ地方) 

ランス大聖堂建造800年を記念したライトアップ。歴史モニュメントへのライトアップを専門に手掛けるスケルツォSkertzo社の作品。壁面に刻まれた無数の彫刻が色彩を帯びると、大聖堂は建造物から圧巻の映像ショーへと変化します。所要時間は25分。

 

◇「アミアン、色彩のカテドラル」 (ピカルディー地方)

中世、アミアンのノートルダム大聖堂では壁面を飾る彫刻に美しい彩色が施されていました。年が経つにつれ消えてしまった色をライトアップで見事に再現いたします。


◇ポワティエ、ノートル・ダム・ド・ラ・グランド教会 彩色ライトアップ (ポワトゥー・シャラント地方)ポワティエ観光局 www.ot-poitiers.fr

 

◇ストラスブール大聖堂 イルミネーション (アルザス地方)ストラスブール観光局 www.otstrasbourg.fr

 

 

古城

◇「語り継がれるブロワ」  (サントル・ヴァル・ド・ロワール地方)

ブロワ城の音と光のスペクタクル ブロワ城に伝わる有名なエピソードを音と光によって演出したスペクタクル(45分間)。特殊な音響効果と巨大な映像装置によって城館の中庭に幻想的な雰囲気が演出されています。アラン・ドコーの脚本によるブロワ城の歴史をお楽しみいただけます。城の北側にある有名なファサードには、城館が建設された当時の工事の模様や城砦の外観、フランソワ1世やルイ14世が好んだ狩猟、演劇や舞踏会などの映像が投影され、訪れる者をルネッサンスの時代へと誘います。
ブロワ城 www.chateaudeblois.fr