中央山塊の温泉町街道

中央山塊の温泉町街道 Puy de Dôme fr

中央山塊の温泉町街道は、4つの地方と8つの県にまたがる地域に点在する17の温泉町をめぐるルートです。
ブルボネ地方の起伏の多い森からアルデーシュ地方やセヴェンヌ地方の峡谷、クルーズ川沿いの緑豊かな丘からオーヴェルニュ地方の火山やオブラック山地の高原に至るまで、中央山塊の温泉町街道 Route des Villes d’Eaux du Massif Central は、独特の豊かな文化歴史遺産を持つフランス中部の17の温泉地を結びます。


第1区間:モルヴァン山地 Morvan (ブルゴーニュ地方)

サン・トノレ・レ・バン Saint-Honore-les-Bains

 サン・トノレ・レ・バンは、ニエーヴル県唯一の温泉町です。温泉街の真ん中にある荘厳な温泉施設“1900”や多様な建築様式の数多くの邸宅が、この町をまさにベルエポック時代の典型的な温泉リゾートにしています。

 ブルボン・ランシー Bourbon-Lancy

 オーヴェルニュ地方と隣り合ったブルゴーニュ地方南部に位置する小さな町ブルボン・ランシーは、様々な時代と様式が美しく混ざり合った世界へと訪れる者を誘います。中世の町並み、18世紀の城、そして19世紀の温泉施設と、まるでタイムトラベルをしているかのようです。

 

第2区間:ブルボネ地方  Bourbonnais (オーヴェルニュ地方)

ブルボン ・ラルシャンボー Bourbon-l’Archambault 

中世の時代にブルボン公国の都だった小さな町ブルボン・ラルシャンボーは、歴史上かつて繁栄を極めた場所にふさわしい雰囲気を今も残しています。この町にあるヨーロッパでも有数の美しさを誇る温泉施設は、歴史建造物に指定されています。ブルボン・ラルシャンボー観光局: 04 70 67 09 79 -www.ot-bourbon.com

 ヴィシー Vichy

温泉リゾートの女王であるヴィシーの繁栄は、1861年から1865年の間に5回も温泉治療ためにこの地を訪れたナポレオン三世によるところが多く、彼のおかげで、ヴィシーには中央山塊でも最も優れた建築遺産が残されています。温泉施設はもちろんのこと、オペラ座兼会議場宮殿や、多様なスタイルの邸宅、高級ホテル、2つのカジノ、競馬場、2つのゴルフ場などです。皇帝の別荘と有名なセレスタンの水源を結ぶ150ヘクタールの公園も忘れてはなりません。ヴィシー観光局: 04 70 98 71 94 -www.vichy-tourisme.com

ネリス・レ・バン Neris-les-Bains 

市内の各所に残された遺跡が物語るように、ネリス・レ・バンの温泉地としての歴史はローマ時代にさかのぼり、現在では、温泉リゾートにふさわしい魅力と歴史遺産の両方を兼ね備えた町となっています。ベルエポック時代の雰囲気を今も誇らしげに残しているアリエール県の小さな町には、19世紀の温泉施設や、公園、イタリア劇場、カジノ、現在では会議場となっている昔の駅舎などがあります。ネリス・レ・バン観光局: 04 70 03 11 03 -www.ville-neris-les-bains.fr

 

第3区間:コンブラーユ高原 Les Combrailles

  • エヴォー・レ・バン Evaux-les-Bains (リムーザン地方 )
    エヴォー・レ・バンは、サン・ピエール・サン・ポール大修道院付属教会で有名ですが、温泉地としての歴史はローマ時代にさかのぼります。1831年のグラン・ホテル・テルマルの建築以前に作られた古い時代の遺跡が今も市内に残り、その一つである古い回遊式のプールは、2001年に全面的に建て直されて、近代的な温泉施設とつながっています。
    エヴォー・レ・バン観光局: 05 55 65 50 90 -
    www.ot-evauxlesbains.fr
  • シャトーヌッフ・レ・バン Chateauneuf-les-Bains (オーヴェルニュ地方)
    中央山塊の西にあるコルブラーユ高原の隠れ里シャトーヌッフ・レ・バンは、シウル川のほとり、古い歴史を持つメナ橋の上流に位置します。ボトル詰めされた水で有名で、数多くの水源があり、そうした水源を訪れることができるコースが整備されています。
    クール・ド・コンブラーユ観光局: 04 73 86 67 86 -
    www.ot-coeur-de-combrailles.com

 

第4区間:火山地帯 Aux portes des volcans (オーヴェルニュ地方)

  • シャテル・ギュイヨン Chatel-Guyon
    オーヴェルニュの火山地帯にあり、数多くの邸宅や高級ホテル、温泉施設、カジノがあるシャテル・ギュイヨンは、温泉公園の周りに建物が並ぶベルエポック時代の温泉町です。この町で、ギー・ド・モーパッサンは、温泉開発をテーマにした小説「モントリオル」を書きました。
    シャテル・ギュイヨン観光局: 04 73 86 01 17 -
    www.ot-chatel-guyon.com
  • ロワイヤ・シャマリエール Royat-Chamalieres
    ピュイ・ド・ドームのふもとの町ロワイヤ・シャマリエールは、ベルエポック時代の温泉町です。公園、鉱泉飲み場、駅、スパ、そして最近リニューアルされて温泉をテーマにした博物館スペースに生まれ変わった町で最初の温泉施設のパヴィヨン・サン・マールなど、ロワイヤ・シャマリエールは、町の温泉遺産を見事に活用しています。
    ロワイヤ・シャマリエール観光局: 04 73 29 74 70 -
    www.ot-royat.com

 

第5区間:サンシー山 Le Sancy (オーヴェルニュ地方)

  • サン・ネクテール Saint-Nectaire
    サン・ネクテールといえば、チーズと12世紀のロマネスク様式の教会が有名ですが、幾多の源泉があり、1820年から温泉地として発展してきたことも忘れてはなりません。高級ホテルや別荘も作られ、かつての温泉施設が今では観光局になっています。
    サン・ネクテール観光局: 04 73 88 50 86 -
    www.sancy.com
  • ラ・ブルブール La Bourboule
    古くからあるミュラトル・ケール村の下方に19世紀に建設された町で、統一された建築様式を持つベルエポックの町です。ラ・ブルブールの温泉施設グラン・テルムは、オリエンタル・スタイルの宮殿風の建物です。町役場は、最初に作られたカジノの建物内にあります。
    ラ・ブルブール観光局: 04 73 65 57 71 -
    www.sancy.com
  • ル・モン=ドール Le Mont-Dore 
    ル・モン=ドールは温泉地として古い歴史を持ち、そのなごりは、歴史建造物にも指定されている見事な温泉施設の建物にも見て取ることができます。数多くの巨大なホテルがあり、一見厳めしい雰囲気の温泉町ですが、一歩中に入れば温かなもてなしが待っています。
    ル・モン=ドール観光局: 04 73 65 20 21 -
    www.sancy.com


第6区間:カンタル県とオブラック山地 Le Cantal et l'Aubrac (オーヴェルニュ地方)

  • ショード・ゼギュー Chaudes-Aigues
    カンタル県で唯一の温泉地であるショード・ゼギューは、ヨーロッパで最も熱いとされる82℃のお湯が沸き出るパー源泉の熱さに由来する名前を持つ町です。ベルエポック時代の遺産を受け継ぐ町ですが、板石の瓦屋根を持つ家々が並び、まるで絵葉書のような風景の町でもあります。
    ショード・ゼギュー観光局: 04 71 23 52 75 -
    www.chaudesaigues.com



セヴェンヌ山地とアルデーシュ県 Les Cevennes et l'Ardeche (ローヌ・アルプ地方)

  • サン=ローラン=レ=バン Saint-Laurent-les-Bains
    ロゼールにも近いサン=ローラン=レ=バンは、素晴らしい風景に囲まれたアルデーシュ県の山間の小さな温泉地です。オブナへ向かうローマ街道沿いに作られたこの村には、1997年に建て直された巨大な温泉施設があります。
    サン=ローラン=レ=バン観光局: 04 66 46 69 94 -
    www.saint-laurent-les-bains.fr
  • メイラ Meyras / ネイラック=レ=バン Neyrac-les-Bains
    アルデーシュ県の若い火山地帯にある古い歴史を持つ村メイラは、“個性的な村”のラベルを取得している小さな中世都市です。火口の中にはネイラック=レ=バン温泉があり、近代的な建築物があります。
    メイラ観光局: 04 75 36 46 26 -
    www.meyras-tourisme.com
  • ヴァル=レ=バン Vals-les-Bains
    ベルエポック時代の典型的な温泉町であるヴァル=レ=バンには、19世紀末から20世紀初頭にかけて建てられた数多くのホテルや建物が軒を並べる温泉街があります。ここでは、間欠泉の噴出を眺めたり、公園を散策したり、今では近代的な新しい施設と美しく調和している町で最初に作られた温泉施設のファサードを鑑賞したりすることができます。
    ヴァル=レ=バン観光局: 04 75 89 02 03 -
    www.aubenasvals.com

 

最終区間:ロワール県 La Loire (ローヌ・アルプ地方)

  • モンロン=レ=バン Montrond-les-Bains
    フォレーズ山とリヨネ山の間にあり、長年、単にモンロンと呼ばれてきた頂上に11世紀の城砦のある丘が、19世紀末に、坑道のおかげで地下に温泉があることがわかり、モンロン=レ=バンと呼ばれる温泉地となりました。以来、町は発展を続け、最近、超現代的な温泉レジャー・ランドもできました。
    モンロン=レ=バン観光局: 04 77 94 64 74 -
    www.montrond-les-bains.fr



上流階級の人々を受け入れるため、各温泉地では、想像力を競い合って、世界博覧会や植民地博覧会によって広まった流行に沿った建物を建てました。

ムーア人の文化やネオ・ビザンチン、日本、東洋の建築からインスピレーションを得た”エキゾチック“なスタイルから、ロマネスク様式の影響を受けたより地元色や郷土色の強いスタイルまで、多種多様なスタイルや素材が、この地を訪れる者に、居ながらにして旅を経験させてくれます。特に、アール・ヌーボーやアール・デコ、アール・デコラティフなどのスタイルが、好んで用いられています。

さらなる情報は :

各温泉地の温泉施設や公園、緑地、キオスク、鉱泉飲み場、カジノ、高級ホテル、別荘、駅などについての詳しい情報は、下記ウェブサイトをご覧ください。

中央山塊の温泉町街道HP

中央山塊の温泉町街道のFacebookページも開設されていますのでご覧下さい。

 

 

見どころ