パリ郊外と南仏に2つの新ジャン・コクトー美術館

  • © Atout France/Franck Charel

パリ郊外と南仏に2つの新ジャン・コクトー美術館 Milly-La-Foret fr

パリ郊外と南仏に、新しいジャン・コクトー美術館がオープンしました。


ミイ・ラ・フォレ


パリから南へ約50㎞に位置するミイ・ラ・フォレ(Milly-La-Foret)は、人口約5,000人の小さな町。ジャン・コクトー(1889~1963)は1947年、そこに一軒家を購入し、1963年に亡くなるまで晩年を過ごした場所が2010年6月24日に「ジャン・コクトー美術館」として新しくオープンいたしました。


詩人、劇作家、小説家、映画監督として多彩な才能を披露し、様々な作品を世に残したコクトーは生前、多くの芸術家と親交を深め華やかな世界に身をおいていましたが、晩年はこのミイ・ラ・フォレに居を構え、華やかな社交界の生活とは程遠い静かな生活を好みました。気の置けない友人とともに休息を求め、自然を愛し、平穏に毎日を過ごしたコクトーの暮らしが、この邸宅からうかがい知ることができます。


このジャン・コクトー美術館は町の中心にあり、また彼が埋葬されているサン・ブレーズ・デ・サンプル礼拝堂(Chapelle Saint Blaise des Simples)へも近く、コクトーファンの方々には見逃せないスポットです。


●ジャン・コクトー美術館(パリ郊外 ミイ・ラ・フォレ)
Musée Jean Cocteau
住所:15, rue du Lau  91490  Milly-La-Foret
http://www.jeancocteau.net


南仏ゆかりの地、マントン


さらにもう一か所、ジャン・コクトーゆかりの地として忘れてはならない場所が、パリから南へ950km離れたコート・ダジュール地方のマントンです。
ジャン・コクトー美術館(通称「城塞美術館Le Bastion」)とマントン市役所の婚礼の間はすでに良く知られていますが、2011年11月 、新しいジャン・コクトー美術館―セヴェラン・ワンダーマン コレクション―がオープン。


2005年にアメリカ人収集家、セヴェラン・ワンダーマン(Séverin WUNDERMAN)が、主に1910年から1950年代にかけて作成された1,525点にのぼるコクトーの作品をマントン市に寄贈したことから、この新しいジャン・コクトー美術館―セヴェラン・ワンダーマン コレクション―建設のプロジェクトが立ち上がりました。2008年着工、旧市街の中心に建設予定のこの新しい美術館は、2,700㎡の総面積を誇ります。常設展示室のほか、特別展示室、学習室、閲覧室、オーディトリアム、カフェも併設した第2のジャン・コクトー美術館として、マントンの新たな観光スポットです。


なお従来のジャン・コクトー美術館(通称「城塞美術館Le Bastion」)は、地中海をテーマにしたコクトーの作品を中心に、1950年から1963年にかけて彼の晩年の時代に作られた作品を展示する美術館として利用されています。


●新ジャン・コクトー美術館―セヴェラン・ワンダーマン コレクション―
(南仏 マントン)2011年11月6日オープン予定。
Musée Jean Cocteau-Collection Séverin WUNDERMAN
住所:2, quai Monléon  06500  Menton


 


 

見どころ

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