エペルネー
シャンパンの首都
シャンパーニュ地方のブドウ畑の中心に位置し、シャンパンの首都といわれるエペルネー。街のメインストリートである'シャンパン大通りには、モエ・エ・シャンドンをはじめ名だたるシャンパンメーカーの本社が軒を連ねる。
その地下には、なんと100キロ以上に及ぶワインセラーがあり、何百万本ものボトルが寝かされている。 エペルネーは住民一人あたりの収入が国内でもっとも多い裕福な街。シャンパンの魅力を堪能しながら観光ができる。
アクセス: 鉄道/パリ・東駅から特急で1時間10分
主なみどころ
シャンパン大通り(アヴェニュー・ド・シャンパーニュ)
街の中心レピュブリック広場から東へまっすぐ伸びているのがシャンパン大通り。別名「エペルネーのシャンゼリゼ」といわれ、白亜の市庁舎や、名高い老舗シャンパン醸造メーカーの本社が並ぶ。「フランスの最も美しい場所」のひとつに選ばれ、クリスマスシーズンには全体が美しくライトアップされる。
シャンパン醸造所 MAISON DE CHAMPAGNE
シャ ンパン大通りには、豪華なシャンパンメゾンが並んでいる。中でも最も大きく立派な建物は、1743年に建てら れたモエ・エ・シャンドン社。中庭にはシャンパンの父、ドン・ペリニョン神父の像がある。メルシエ社では1889年のパリ祭に作られた巨大な醸造桶が展示されており、シャンパンセラーを電車に乗って見学する。他に代表的なシャンパンメーカーとして、ド・カステラーヌ社、ヴランカン・ドモワゼル社など。各社で見学ツアーを開催している。
エペルネー市庁舎 HOTEL DE VILLE
1858年に建てられたエペルネーのシンボル。美しい公園に囲まれており、1919年まではモエ家が所有していた。
市場
アル・サン・チボーとオーバン・モエ広場にて定期的に朝市が開催されている。
美術館・博物館
シャンパン博物館(於:ド・カステラーヌ社)
ド・カステラーヌ社内にある博物館では、展示室に人形を設置しシャンパンの全製造過程を再現している。シャンパンとシャンパーニュ地方の歴史について学べる博物館。
住所 57, Rue de Verdun
電話 03 26 51 19 11
時間 10:00~12:00、14:00~18:00
季節によって年初は閉館している時期がある。