公現祭と聖マリアお潔の祝日

公現祭と聖マリアお潔の祝日 provence fr

公現祭と聖マリアお潔の祝日(ろうそく祝別の日) L’Epiphanie et la Chandeleur

 

公現祭 Epiphanie

1月6日は公現祭。公現祭は、誕生したイエスのもとへ東方の三博士が来訪したことを祝う祭りですが、この日はまた、カナの婚礼でイエスが初めて奇跡を行った日であり、そして何よりイエスが洗礼を受けた日でもあります。5世紀以来、キリスト教にとって公現祭は特に重要で祭りで、今も世界中で祝われています。
昔から公現祭は「王を引き当てる」日もありました。ガレットの中に人形を隠し、それを引き当てた人がその日の王となり、次のガレットをふるまいます。この習慣の起源は、古代ローマのサトゥルヌスの祭りまで遡ります。古代ローマ人は祝宴の王を選ぶためめにソラマメを投票用紙として使い、そのソラマメが1870年、磁器の人形に変わました。昔は、ガレットを人数より一つ多く分け、最後の一つを「神様の分」「聖母様の分」「貧しい人の分」などと呼び、最初にやって来た貧しい人にあげていました。
「公現」は「現れる」という意味で、公現祭では祝いを述べに現れた東方の三博士を指しています。そして、公現祭は1月8日にガレット・デ・ロワ(王のガレット)を食べて終わります。

プロヴァンス地方 Provence のガレット・デ・ロワは、いわゆる薄いガレットと違い、砂糖漬けの果物が入った一種のブリオッシュで、王冠の形をしていました。当時は高級品で、パン職人が心を込めて作り、得意先に配っていました。


◆公現祭に因んだイベント(アルザス地方)・エギスハイム Eguisheim では2010年12月27日~30日まで「東方の三博士マルシェ」を開催します。・スキー場ラック・ブラン Lac Blanc では2011年1月2日、東方の三博士を捜す「東方の三博士ラリー」を開催します。・セルツSeltzでは2011年1月2日に森林内で「東方の三博士ツアー」を開催します。・シャトゥノワ Chatenoisでは2011年1月3日に「東方の三博士の来訪」と題したストリートスペクタクルを開催します。

 

 

聖マリアのお潔の祝日Chandeleur

クリスマスは、2月2日、クレッシュ(イエス生誕の場面を再現した模型)を片付けることで終わります。キリスト教の典礼によると、ろうそく祝別の日は聖母マリアを清める祝日です。2月の'fevrier'という言葉は、ラテン語の'febuare'(清める)という動詞から来ていて、「新しい火」 'feu nouveau'という言葉とも関係しています。

昔から2月は自然が清められ、厳しい冬を越える準備をする時期と考えられていました。毎日が「再生」への希望と共に過ぎていきます。そこに贖罪の思想が加わり、昔から清めの色であった緑のろうそくで、この日を祝うようになりました。
マルセイユ Marseille では、今もろうそく祝別の日が盛大に祝われています。また昔からこの日には一年の豊かさと繁栄を願って、左手に金を握り、右手でクレープを焼くのが慣わしです。

 



 


見どころ

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