アルザス地方で開催されるクリスマスマーケット

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アルザス地方で開催されるクリスマスマーケット alsace fr

ストラスブール、コルマール、ミュールーズなど、35ヶ所にクリスマス市が立つアルザスでは、クリストキンデル、ハンス・トラップ、聖ニコラなど、アルザスのクリスマスにちなんだ伝説上の人物に道すがら出会うことも珍しくありません。これらのクリスマス市はアルザスに7つある“クリスマスの里(pays de Noel)”に散らばっています。


現実とも想像ともつかぬ境界線を持つクリスマスの7つの里は、多彩な自然の中で、豊かなアルザス流クリスマスの準備が行われるのを通して、各里の特徴ある趣きを感じさせてくれます。7つの里には、神秘の里、光の里、味わいの里、樅の木の里、星の里、歌と織物の里、宵の里があります。

それぞれに異なる里の特徴は、各里で行われるあらゆる祭りの要素により、肌で感じることができます。たとえば各種のイベントや楽しみとして、路上のスペクタクル、伝説上の人物、待降節のカレンダー、創作教室、サントン人形の劇、展示、夜中のミサとコンサートなどがあり、クリスマス市では、綺麗な装飾とイルミネーションの中、伝統工芸品、テーブルウェアが並べられます。クリスマスならではの食材も忘れてはなりません。

 

特徴あるクリスマス市を選りすぐってご紹介

  

Pays des Misteres 神秘の里

 悪い子をおしおきする鞭打ちおじさんとして有名なペール・フエタールPere Fouettard の従兄弟、ハンス・トラップHans Trapp の里。アグノー Haguenau の広大で神秘的な共有森を包みこむ地域です。起伏ある土地には、黒の木組みと白の荒壁土の伝統的な家々が建ち並ぶ美しい村々が隠されており、伝説の人物が棲む里です。
 

Pays des Lumieres 光の里

中程度の山々、そしてヴォージュ山脈下の丘に広がる里は、光のシンボルであるクリストキンデルChristkindelの伝説の里でもあります。光の彫刻芸であるクリスタルがサン・ルイ・レ・ビッシュSaint-Louis les Bitcheのクリスタルリー社や、ヴィンゲン・シュル・モデールWingen sur Moderのラリック社の工場で生まれているのは、あながち偶然ではないのです。

 

Pays des Saveurs 味わいの里

 もっとも歴史あるクリスマス市が、毎年ストラスブールの中心部に開かれます。ゴシック建築の傑作のひとつである大聖堂周辺には、車の乗り入れが禁止された路上の上で、ホット・ワイン、甘いお菓子、スパイス・ケーキのかぐわしい香りが立ち昇ります。飾り付けられ、イルミネーションを灯された店々のショーウィンドーからも、この地方の食の伝統を感じさせます。
 

Pays du Sapin de Noel 樅の木の里

クリスマスツリーの販売について最初に記述されたのは1521年のこと。その記述がセレスタSelestatの人文図書館に大事に保管されています。アルザス中央部に位置する樅の木の里は、他にはない景観や土地がいくつもあります。たとえば、自然愛好家にとっての天国、ル・グラン・リエ地域、アルザスの守護聖女オディーユの名を冠し、格式ある巡礼地と知られるサント・オディーユ山、オー・クニグスブール城、また道沿いに小さな要塞都市が並ぶ有名なアルザスワイン・ルートもあるのです。
 

Pays des Etoiles 星の里

クリスマスの星の里は、その周囲をほとんどヴォージュの渓谷と有名なブドウ畑に囲まれ、城塞化したワイン作りの美しい村々-それもこの時期は一層美しく飾られた村々-を内に秘めています。
スキーやスノーシューでの雪山散歩を好む人には、すぐ傍のヴォージュ山地が、大自然の中でリフレッシュするのに最適なエリアとしてお薦めです。街のきらめき、または雪のきらめきから、「星の里」という名前がつきました。

 

見どころ

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