ブルゴーニュ地方とボージョレ地方のワイン産地

  • © Atout France/Michel Angot

ブルゴーニュ地方とボージョレ地方のワイン産地 bregogne fr

複雑かつ洗練された、錬金術で生まれたようなワイン、ブルゴーニュワインはその発祥の地、ブルゴーニュ地方と同じくらいに人々を魅了しています。ブルゴーニュ地方は、1000年を経た修道院や、時が止まったかのように感じられる芸術の街の数々に彩られた地方です。ソーヌ川(Saone)右岸に広がるブルゴーニュ地方は、南仏の影響を真っ先に受けたワインを生産するボージョレ地方Beaujolaisに接しています。


パリから南に170kmのところにあるオーセールAuxerreは、ゴシック様式の大聖堂がその威容を誇っている街です。類まれな、さらっとした辛口の白ワインを作っているシャブリChablis のブドウ畑を巡るには、このオーセールが絶好のスタート地点と言えましょう。数100m先に行くと、イランシーIrancyとクーランジュ・ラ・ヴィヌーズ(Coulanges-la-Vineuse)でワインの色が赤に変わってきます。ここで、古い圧搾機の博物館とブドウ畑を見るために是非足を止めてください。


さらに南に下ると、丘の上にロマネスク様式のヴェズレーVezelay修道院があります。この修道院のいしずえが築かれたのは9世紀のことであり、その美しさはため息がでるほどです。その丘からディジョンの街を遠くに眺めることができます。


ブルゴーニュ公の首都に行く前に、少し遠回りですが、今でもその栄華を残している12世紀のフォントネーFontenay修道院に立ち寄ってください。


ディジョンは中世の至宝を引き継いでいる街です。大公宮殿、公爵の墓廟を納めている美術館、ゴシック様式の教会、そして中世の街並、これらすべてが見事な調和を見せているのです。港では遊覧船が、河の流れに沿ってこの地方を散策したいと思っている観光客を待ち受けています。


ディジョンからサントネーSantenayまでは名高い、特級ワイン街道が続きます。フィクサンFixin、シャンボル・ミュシニー Chambolle-Musigny、ヴォーヌ・ロマネ Vosne-Romanee、アロース・コルトンAloxe-Cortomなどまだまだ一部にすぎませんが、このような高級ワインの名が、フランスの国境を越えてブルゴーニュの名声を世界にまで広めたのです。これら高級ワイン産地の村に是非立ち寄ってみてください。


そしていよいよボーヌ、ワインとワイン商の街に着きます。ボーヌはまた、想像を超えるような素晴らしい施療院や歴史的な中世の街並などに見られるような多彩な文化遺産を誇る街でもあります。
そして旅路は、ポマールPommard、ヴォルネーVolnay、ムルソーMeursault、ピュリニー・モントラッシェPuligny-Montrachetなど、銘酒を喚起させる名を持つ村々へと続きます。ここまででやっと道の半分まで来たばかりです。


シャニーChagnyからはブルゴーニュワイン街道が始まります。リュリーRully、ブーズロンBouzeron、メルキュレイMercurey、そしてコート・シャロネーズCote-Chalonnaiseの間をくねくねと通り抜け、写真発祥の地であるシャロン・シュール・ソーヌChalon-sur-Saoneの小さな街まで来ます。興味深いニエプス(Niepce)博物館には、珍しい古い写真のコレクションが保存されています。


もっと南に下ると、トゥールニュスTournus修道院の簡素な美しさがその魅力を明らかにしています。この修道院の建設は10世紀にまでさかのぼるのです。ソーヌ川のほとりにたたずむこの街では丸瓦の家々が川に沿って立ち並び、その隣街、マコンMaconと同様、グルメの街としても名をはせています。


周辺には、プイィ・フュイッセPouilly-Fuisseやプイィ・ロシェPouilly-Loche、またサン・ヴェランSaint-Veranなどを生産しているマコネブドウ園が広がっていて、ブドウ栽培者の酒蔵でワインのテイスティングをすることもできます。ブドウ園は、すらりと空高くそびえるソリュートレSolutreの岩のふもとで終わっています。ソリュートレの岩は簡単に登ることができ、そこからは、ソーヌ川流域全体を見渡せるすばらしい展望が広がっています。


西側では、クリュニーCluny修道院の感動的な遺跡が姿を現します。ここは、何世紀にもわたって西洋世界に精神的影響力を誇った修道院でした。


南側では、ボージョレBeaujolais地方のブドウ畑が姿を見せ始めます。このブドウ園を静かにリヨンまで下っていくと、その途中で、サンタムールSaint Amour、ジュリネアスJulienas、ブルイィBrouilly、シルーブルChiroublesやモルゴン(orgonなどを生産しているブドウ産地に出会います。ワイン愛飲家なら必ず、ロマネーシュ・トランRomaneche-Thorinsのワイン村で足を止めることでしょう。ここは、発見とリラックスとテイスティングの場であり、ワインとワイン畑の歴史、そして子供も大人も楽しめる、芳香漂う公園での散策を通じて、ボージョレワインの世界を知ることができるでしょう。



詳細は
ブルゴーニュ観光地方委員会(Comite Regional du Tourisme de Bourgogne)
www.crt-bourgogne.fr
コート・ドール県観光局(Comite Departemental du Tourisme de la Cote d’Or )www.cotedor-tourisme.com
南ブルゴーニュ ソーヌ・エ・ロワール県観光局Comite Departemental du Tourisme de la Saone-et-Loire - Bourgogne du Sud)
www.bourgogne-du-sud.com
ボーヌ観光局(Office de tourisme de Beaune) www.ot-beaune.fr
ディジョン観光局(Office de tourisme de Dijon) www.dijon-tourism.com
マコン観光局(Office de tourisme de Macon) http://www.macon-tourism.com
ローヌ・アルプ観光地方委員会(Comite Regional du Tourisme de Rhone-Alpes) www.rhonealpes-tourisme.com
ブルゴーニュワイン事務局(Bureau Interprofessionnel des Vins de Bourgogne )www.vins-bourgogne.fr
ワイン博物館、ワインとブドウ畑周辺の公園(Le Hameau du vin, parc de loisirs autour de la vigne et du vin )www.hameauenbeaujolais.com