ビーチで注目を浴びるボードスポーツ

  • © ATOUT FRANCE/CDT Calvados

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  • © ATOUT FRANCE/Aquashot

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  • © ATOUT FRANCE/Robert Palomba

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ビーチで注目を浴びるボードスポーツ

ボディーボード(サーフィンをシンプルにしたスポーツ)、シーカヤック・サーフィン、風をいっぱいに受けるカイトサーフィン、熱い砂の上のビーチバレーなど、ビーチはボードスポーツや球技の格好の競技会場。興奮を呼ぶ熱いスポーツが繰り広げられます。

大会での優勝者や競技の考案者を輩出、大西洋や地中海沿岸に世界中が羨望する最適なスポットが点在・・・ボードスポーツは、まさしく「フランス文化」を体現しているとも言って過言ではないでしょう。

波の上

  • サーフィンとウィンドサーフィン

次々に波を乗り移る、あるいは風に乗って波を乗り越える(ウィンドサーフィンの「ファンボード」バージョン)のは、「波乗りスポーツ」の基本。たいていのビーチリゾートにはクラブやスクールがあります。ランド県バスク地方の海岸はサーフィン(ショートボードあるいはロングボード)向け、大西洋沿岸ブルターニュ地方プロヴァンス地方の海岸はウィンドサーフィンに適した波がやってきます。

  • ボディーボード

短いボードに横たわるか膝をつくボディーボード(メーカーの名前をとってモーレーとも、ブギーとも言います)は、サーフィンのようにバランスをとってボードの上に立たなくて、同じような感覚を楽しむことのできるスポーツです。手軽に始められ、習得も簡単なので特に若い人に人気があります。

ウェイクボード

言わば「水上スキーのサーフィンバージョン」。主に湖など波のない静かな淡水で乗りますが、大西洋の大きな波を楽しむこともできます。スケートボードの変形版であるウェーブボードとお間違え無く。ウェーブボードにはボードの下にキャスターがついていて、地上で楽しみます。

  • ウェーヴサーフィンあるいはサーフカヤック

サーフカヤックとは、カヤックとサーフィンを足したような水上スポーツ。もともとはオーストラリアのビーチで救助用に使用されていましたが、25年ほど前からフランスでも盛んになりました。今では20ヶ国が参加する公式大会が開催されるほど。座った状態でパドルをすること、そしてできれば波の上を滑走することが必要とされるテクニックです。

カイトサーフィン

「空中を滑走」するカイトサーフィンは、今から10年から15年ほど前にフランスで考案されたスポーツです。波の上を走るスピードの世界記録保持者はフランス人で、その速さはなんと50ノッド。この速さを超えられるのは、同じくフランス人によって考案された未来型高速ヨットのハイドロフォイル・セールボードだけだとか。カイトサーフィンは海風を利用して海上を進むもので、ラングドック・ルシヨン地方、プロヴァンス地方、ブルターニュ地方、ノルマンディー地方、大西洋に面したヴァンデー地方と各地で楽しまれています。

タヒチの「ヴァア」とハワイアン・カヌー

タヒチ風、あるいはハワイ風の細身のカヌーはフランスでも人気を呼んでいます。かつてポリネシアの人々は、木を加工したカヌーを使って島から島へ移動し、更には太平洋の横断まで行いました。現在でもタヒチのヴァアは移動手段として使われていますが、伝統的なスポーツとしても多くの愛好者を集めています。フランス本国でも国際競技会が開かれたりサービスがオープンするなど人気が広まっています。

水中で

  • シュノーケリング 別名「フィンを履いてのハイキング」

タンクを背負って潜るスクーバダイビングはテクニックの習得が必要とされますが、マスクとシュノーケル、フィンをつけるだけのシュノーケリングなら水面を「ハイキング」しながら、浅瀬においても非常にバラエティーに富んだ生物の観察を楽しむことができます。シュノーケリングが楽しまれるようになってかなりの年月が経ち、今や非常に一般的なスポーツとなりました。リゾートによっては「海中コース」などを設定しているところもあります。サン・ラファエルSaint-Raphaël(コート・ダジュール地方)やポルト・ヴェッキオPorte Vecchio(コルシカ)の海岸は最高のシュノーケリング体験の場となるでしょう。

 

砂上:疾走の快感

ランドセーリング、そして変形パージョンのカイトバギー

典型的なランドセーリングとは、軽量のボディーに3つの車輪とウィンドサーフィンのようにマストがついたものを指します。カイトバギーはしなやかな三輪のバギーをカイトで風力を受けて走らせるもの。風に乗ってジャンプを繰り返し、時に何メートルも躍り上がることもあるとか。スピードと疾走感のとりこになっている人たちが開発してしまったのは、水陸両用のカタマランヨットであるシー・クアッド。水上も砂地も滑走でき、特にノルマンディー地方やノール地方で盛んです。

 

ビーチで楽しむ団体競技

体育館や球技場から会場をビーチに移し、ラケットやボールを使って行うスポーツ。みんなで楽しく遊べるよう想像力を全開にさせた成果か、フランスにはさまざまな団体競技がビーチで行われています。

 

ビーチバレー

ビーチレジャーのパイオニア、ビーチバレー。ビーチにおけるレクリエーションとして親しまれてきましたが、今や本格的なスポーツです。競技大会が開かれてルールもしっかりと整備され、オリンピック競技の正式種目となりました。

 

ビーチサッカー

サッカーの「ソフト」バージョン。非常に人気があります。

 

ビーチラグビー

海辺で行うソフトバージョンのラグビーは「タッチラグビー」。激しいタックルのかわりに相手の体にタッチすればタックル成立です。また15人ではなく6人のチーム編成で、男女混合編成もあります。アキテーヌ地方の海岸で盛んです。

 

ビーチハンドボール

インドアスポーツのハンドボールも、ビーチで行うアウトドアスポーツに変身。ドリブルは無し。パスだけでゲームを進めます。

 

アルティメット

フライングディスク(いわゆるフリスビー)が楽しいことはよく知られていて、よくビーチで2人で遊んだりします。アルティメットはそれを本格的にスポーツにしたもので、7人編成のチームで戦います。ディスクを投げ、パスをつないでラグビーのようなエンドゾーンのゴールを目指します。