パリ祭

2016年 7月 14日
  • Feu d'artifice du 14 juillet

    Feu d'artifice du 14 juillet

    © AFP PHOTO / MEHDI FEDOUACH

パリ祭 パリ fr

7月14日:「行こう祖国の子らよ…お祝いの時だ!」

「暴動か?」とルイ16世はロシュフーコー公爵に尋ねた。

「いいえ陛下。革命でございます。」

この、ルイ16世腹心の部下の答えが発せられたのは1789年7月12日のことでした。2日後、王による専制政治の象徴であったバスティーユ監獄は攻め落とされたのです。

その勢いは止まらず、1789年8月26日にフランス人権宣言が採択されました。「人は権利において、生まれながらにして自由かつ平等である」という言葉は、多くの西洋の民主主義国家において模範とされました。そして7月14日はフランス国民の祝日として世界中に知られることとなったのです。

1880年以降、フランス全土がこの日をお祝いし、国歌『マルセイエーズ』の音に合わせて、その誇り高い歴史を振り返るのです。

 

パリで開催される、壮大なパレード

パリでは、朝に行われる、空軍アクロバットチームによる有名なアルファジェット機の飛行ショーで一日が始まります。轟音の中、機体は首都の空を舞い、青、白、赤の煙を噴射します。そして始まるのは、シャンゼリゼを通る盛大な軍事パレードです。

11時になると、4000人もの軍人、私服刑事、パリ消防隊、グランゼコールの学生などが、ファンファーレに合わせてシャンゼリゼ大通りを行進します。集まった群衆は拍手喝采でそれを迎えるのです。

エトワール広場からコンコルド広場まで、行進は乱れることなく進みます。着飾り馬に乗った連隊や共和国衛兵隊も共に更新します。

 

エッフェル塔での音楽祭

午後になると、パリの街は活気づき、消防署ではダンスパーティーが催されます。

シャン・ド・マルスでの無料のクラシックコンサートやフィナーレの花火なども企画されています。さらに日が暮れると、国立管弦楽団やフランス放送合唱団が、モーツァルトやヴィヴァルディ、ベルリオーズ、ワーグナーを演奏します。「鉄の貴婦人」は35分間星のようにきらめき、50万人の観客を魅了します。

 

フランスの至る所で開催されるお祝い行事

パリだけがこのイベントを独占しているわけではありません。国内のあちこちで、国民はスポーツや文化、そして食といった様々な形でこの日をお祝いするのです。

田舎風の料理に音楽のにぎわいを添えて楽しんだり、花火で彩ったダンスホールを設置したりする場所もあれば、自転車レース「ツール・ド・フランス」のコースで、三色旗を振って興奮する観客やレーサーもいます。7月14日にグランド・ブークルで勝利を手にすることは大きな誇りと言えます。

フランス全土で、この日は喜びにあふれた一日となります。皆が集まり、全ての世代が一体となって、この喜びや幸せを分かち合うのです。

パリ祭の始まりは1790年の7月14日に行われた『連盟祭』です。毎年のように(2度の大戦を除く)このフランスの祝日を祝うようになるのは1880年以降です。

 

ボンジュールフランスキャンペーンサイトへ

見どころ

見どころ