ナポレオンのテーマパーク建設計画

ナポレオンのテーマパーク建設計画

フランスの英雄、ナポレオンの名を冠するテーマパークの建設が話題になっています。
どうしてこれほどまでフランス人はナポレオンが好きなのでしょうか?
その答えは1789年のフランス革命までさかのぼります。
フランス革命によって市民の手でルイ16世とマリー・アントワネットが断頭台に消え、フランスの絶対王制は一度終わりを迎えました。
市民が一国の王を処刑してしまったという、この衝撃的な出来事はすぐに広まり、隣国の王達はフランスへの激しい怒りをあらわにしました。
この後フランス対全ヨーロッパ国という図式の戦争に突入しますが、当時のフランスはまだまだ革命下にあり、国の内部も安定していない中でヨーロッパ諸国を迎え撃たなければなりませんでした。
そして1805年にはロシアとオーストリアの連合軍がついにフランスに進撃を開始しました。
フランスは国の命運を、ナポレオン・ボナパルトという一人の若い将軍に託しました。彼は生まれた身分も低く、己の腕と才覚で上り詰めた生粋の軍人でした。
そして彼は見事に敵を返り討ちにして奇跡的な勝利をフランスにもたらしたのです。パリの凱旋門はこの時のアウステルリッツの戦いの勝利を記念して彼が作られた物です。

その後も度重なる隣国との戦争に勝利をおさめ、彼はフランスを救った英雄として称えられるようになりました。

そのナポレオンのテーマパークができるとなれば注目を集めるのも当然かもしれません。
建設地はイル・ド・フランス地方とブルゴーニュ地方の県境を予定しています。
このあたりはパリ近郊から電車や高速道路などで行ける交通至便な場所なので、テーマパーク建設には最適かも知れません。
加えて近くには世界遺産の中世都市プロヴァンやフォンテヌブロー宮殿などもあり、観光には事欠かない場所でもあります。
年間約50万人の来場を想定しており、打倒ディズニーランド・パリを目標に掲げています。
既にナポレオン財団の許可も取っており、計画としては2014年に着工し、2017年の完成を目指しています。
これによって約1.500~2.000人の雇用を生み出すことも想定されており、経済効果も期待されています。
また、単なるアトラクションパークではなく、この施設を通じて歴史的な背景を学ぶことも出来る場として機能することも望まれています。
アトラクションはまだ未定ですが、ナポレオンが勝利した各地での戦いなどを再現したものが予定されているようです。