「デイヴィッド・ホックニー回顧展」開催 ポンピドゥーセンター

  2017年 6月 21日 ~ 2017年 10月 23日

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「デイヴィッド・ホックニー回顧展」開催 ポンピドゥーセンター Voie Georges Pompidou 75004 Paris fr

デイヴィッド・ホックニーの作品が数多く展示される過去最大の回顧展がポンピドゥーセンターにて2017年6月21日から10月23日まで開催されます。現代アートの巨匠ホックニーが今年80歳を迎えることを記念し、ロンドンのテート・ブリテンおよびニューヨークのメトロポリタン美術館との共催で企画されました。この回顧展に触発されたのがパリのストリートアート集団「ル・ムーヴメントLe Mouvement」。彼らの創作活動もレポート致します。 

 

 

この回顧展では、プールを描いた作品や二人の人物のいるダブルポートレート、風景画などの代表作を含む200点以上もの作品が展示され、見応えたっぷり。絵画、写真、版画、インスタレーション、ビデオ映像、デッサン、印刷物などを通じてホックニーの世界を一望することができます。

多くの人を魅了してやまない回顧展ですが、開催を機会に作品を発表したのがストリート集団、ル・ムーヴメント(Le Mouvement)。グラフィティーアーティストと画家、造形作家がパリ市内の壁をホックニー風に変身させました。その様子はビデオでご覧いただけます。ポンピドゥーでの本展を見る前に、ストリートでまずは準備をするのはいかがでしょう。

写真からiPadまで

ストリートアートに寄り道をしたところで、ポンピドゥーセンターに戻るとしましょう。この回顧展が焦点を当てているのはホックニーが創作やイメージの再現に使ったテクニカルなツール。ホックニーは常に最新テクノロジーを取り入れ、代わる代わる写真やファックス、パソコン、プリンター、そして最近ではiPhoneiPadを使ってきました。

 

技術の発見

本展では、初期の作品も紹介しており、生まれ故郷ブラッドフォードで通った美術学校時代の作品の展示もあります。学生だった頃にイギリスの抽象表現主義の中心的存在であるアラン・ダヴィーに出会い、共感します。

ジャン・デュビュッフェからは、グラフィティアートや素朴派などに共通する、表現力に富み、誰もが楽しむことができる表現様式を吸収しました。

ホックニーはフランシス・ベーコンにも影響を受けています。同性愛の問題に真正面から向き合う勇敢さを学びとりました。

またピカソの作品との出会いによって、アーティストの表現は必ずしも一つのスタイルに縛られない、ということを学びます。ホックニーは初期の特別展の一つを「気まぐれの表出」と題しています。

 

多様なイメージ

主題の周辺を動く観察者の視野を統合する働きを持つキュビズムのビジョンを再検討しながら、ホックニーはポラロイド・カメラを使って、無数の写真を何枚も組み合わせてひとつの画像を作り出す作品、いわゆる「ジョイナー」を作り出します。すべて異なった視点の100枚以上の写真から構成される作品、パールブラッサム・ハイウエイ(Perblossom
Highway
)もこのような手法で制作されました。1997年、ホックニーは幼少時代を過ごした田園風景の広がるイギリス北部に戻ります。そこで、従来の空間の捉え方を見直し、空間の持つ複雑さを追求した風景画に取り組みました。

 

住所

ポンピドゥーセンター Centre Pompidou

Place Georges Pompidou 75004 Paris

  • David Hockney : A bigger splash 1967

    © Tate

    David Hockney : A bigger splash 1967

    © Tate

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