アルビ

  • © ATOUT FRANCE/Patrice Thébault

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キリスト教異端のカタリ派の拠点として、また画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの生まれ故郷として知られるアルビ。

ユネスコ世界遺産

街は「アルビの司教都市」として2010年にユネスコ世界遺産に登録されています。主な対象はベルビ宮殿、サント・セシル大聖堂などの宗教建築と、旧市街の中世の街並み。

サント・セシル大聖堂 CATHEDRALE STE-CECILE : 十字軍の戦いから数十年を経た
1282年に竣工し、1480年まで200年の歳月をかけて完成した。レンガづくりの大聖堂は、南方ゴシック様式の代表作で、長さ113メートル、幅35メートル、高さ40メートルもある巨大な造りで、ファサードは教会というより、城砦のイメージだ。カタリ派を制圧したカトリックは教皇の威厳を見せつけたかったのだ。パステル染料で描かれた天井画は完成以来一度も修復されていないが、鮮やかな美しい色を残している。「最後の審判」を描いたフレスコ画は15世紀末の傑作で必見。

旧市街: タルン川の南側が旧市街。坂の多い小さな路地の両側に古びたレンガの建物が連なる。木組みの家は14世紀に、レンガの大きさが揃っている家は18世紀に建てられたもの。古い家はレンガの大きさも焼き色もバラバラで、レンガを作った人の指の跡が残っているものまである。パステル染料や帽子、パスタなどの焦点
だったもので、1階は店舗、2階に住居、上階は納屋になっていた。ひとつの通りには同じ職業の人が集まり、地区ごとに高い塔が建てられていた。現在でも
10あまりの塔が残っている。14-16世紀にかけてアルビはパステル染料の交易で最盛期を迎える。財を成した商人が建てたルネッサンス様式の家や初代総
督の家、美しい中庭をもつ教会、トゥールーズ=ロートレックの生家などを名所を訪ねながらの散策が楽しい。

ヴィユー橋 PONT VIEUX: タルン川にかかる趣のある橋。1050年の建造で、現存するヨーロッパの橋のなかではもっとも古い橋のひとつ。中世には屋根付きの建物が橋の上の両側にずらりと並び、旧市街にはいる場所には関所が設けられていた。

美術館・博物館

トゥールーズ・ロートレック美術館 MUSEE TOULOUSE-LAUTREC: トゥー

ルーズ=ロートレックが36歳の若さで死去したのち、彼の作品は母親の手で故郷であるアルビの街に寄贈された。1922年、元司教館を改装しオープンした

美術館には、落書きやデッサンから代表作のパリでの生活を描いたポスターまでトゥールーズ=ロートレックの作品の6割にあたる1000点を収蔵し、時代を
追って展示している。
住所 place Sainte-Cecile
電話 05 63 49 48 70
入場料 5ユーロ、15名以上&学生2.50ユーロ、13歳以下無料、1家族12.50ユーロ
www.toulouselautrec.free.fr/ 

 

アクセス 鉄道/パリ・モンパルナス駅からTGVアトランティック線でトゥールーズ・マタビオ駅まで約5時間、在来線に乗り換え1時間
観光局 アルビ観光局 http://www.albi-tourisme.fr