マルセイユ

  • © Atout France/A. Dupont

  • © Atout France/Franck Charel

  • © Atout France/Fabrice Milochau

マルセイユ マルセイユ fr

フランス最古の都市

紀元前600年にギリシアのフォカイア人が築いた植民都市「マッシリア」にはじまるフランス最古の都市。天然の良港に恵まれるマルセイユは貿易の中心地として発展し、現在も商都として繁栄する地中海の陽の光のまばゆい街だ。

北側のサン・ジャン要塞と南側のサン・ニコラ要塞でその入口を護られる旧港。12世紀にはジェノヴァやピサと地中海の覇権争いを繰り広げた。魚市がたつベルジュ河岸からはマルセイユ随一の繁華街カヌビエール通りがのびる。

船で沖合い15分のところにあるイフ城は要塞として建造された。17世紀からは監獄として利用され、小説家アレクサンドル・デュマの『モンテ・クリスト伯』の舞台ともなった。

マルセイユといえばブイヤベース。街のレストランからはサフランが匂い立つ。

▲アクセス
空路/パリのシャルル・ド・ゴール空港からマルセイユ・プロヴァンス空港まで1時間15分、市街までバスで約25分、8.50€
鉄道/パリ・リヨン駅からTGV南東線でマルセイユのサン・シャルル駅まで3時間
▲観光局
マルセイユ観光局 http://www.marseille-tourisme.com (日本語もあり)

 

主なみどころ

■カヌビエール通り LA CANBIERE


旧港からレフォルメ教会まで一直線に続くマルセイユのメインストリート。この一帯はホテル、銀行、カフェ、デパートなどが軒を連ねる中心街だ。1803年依頼開かれているクリスマスの風物詩サントン市場が開催されるのもこの通り。



■ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院 BASILIQUE DE NOTRE-DAME-DE-LA-GARDE

丘の上に建つローマ・ビザンチン様式の聖堂は、マルセイユのシンボル。鐘楼の上の黄金のマリア像が航海に出る船乗りたちを見守ってきた。18世紀中頃に建築家エスペランデューによって建てられたもので、テラスからは360度の大パノラマが楽しめる。

時間 寺院7:00~20:00(夏期)、7:00~19:15(冬期)
敷地自体は19:00までオープン
URL www.notredamedelagarde.com

■旧港 LE VIEUX PORT

19

世紀まで貿易の中心地として栄えていたマルセイユの港。いまではヨットなどレジャー用の船舶が停泊している。港ならではの活気を満喫するなら、旧港中央の
ベルジュ河岸 quai des Berges
に毎朝たつ魚の市場に行って見るのもおすすめ。旧港周辺に軒を連ねるレストランでは名物のブイヤベースを味わうことができる。

■旧施療院 CENTRE DE LA VIEILLE CHARITE


1670

年に建てられた病院。豪華なバロック式の建物で、ローズピンクの石壁が南仏の光と青い空に映え、夕景ではさらにその姿を際立たせる。内部は、地中海考古学

博物館、アフリカ・オセアニナ・アメリカ先住民族博物館となっている。地中海考古学博物館は、キプロス、ギリシャ、エトルリアなど地中海沿岸地域を対象と

した考古学博物館で、エジプトコレクションはルーブルに次ぐ充実した規模。アフリカ・オセアニナ・アメリカ先住民族博物館は彫刻やお面などのコレクション
がある。

住所 2, rue de la Charite
電話 04 91 14 58 59(地中海考古学博物館) 04 91 14 58 38 (先住民族博物館)
時間 10月~5月 10:00~17:00     4月~9月 11:00~18:00

 休館日 月曜日、祝日

■ロンシャン宮 PALAIS LONGCHAMP



ばつと人口増加による水不足を解消するため、1839年、デュランス川から市内へ運河を建設し、運河の終点にロンシャン宮殿が建てられた。左翼部分は美術

館、右翼は自然史博物館になっている。美術館には16~17世紀の絵画や近代に南フランスで活躍した画家の作品などが展示され、自然史博物館には動物に関
する展示のほか水族館がある。 美術館は2010年まで工事のため閉館。

住所 PALAIS LONGCHAMP
電話 04 91 14 59 30 (美術館) 04 91 14 59 50 (自然史博物館)
時間 10:00~17:00
休館日 月曜日、祝日
料金 3ユーロ
URL ww w.museum-marseille.org/ (自然史博物館)

 

■イフ城 CHATEAU D'IF


16
世紀、イフ島につくられた堅牢な砦は、のちに政治犯や異教徒たちを幽閉する牢獄として使われた。デュマの有名な小説「モンテ・クリスト伯」(別名「巌窟

王」)の舞台としても知られる。旧港から遊覧船で20分の船旅は、ちょっとした地中海クルージングの気分が味わえる。船は夏期は1日8本、冬期は約4本程
度出ている。

 





■カランク LES CALANQUES


ルセイユとカシスの間、長さ20キロ、幅4キロにわたって続く海岸線がカランク。1975年より自然保護地域に指定されている。氷河に侵食された石灰質の
岩が切り立つ風景は独特なもので、フランスでも最も乾燥したこの地域にはヨーロッパで最長の蛇やトカゲなど珍しい動植物が生息している。

 

 

美術館・博物館

■陶芸博物館 MUSEE DE LA FAIENCE


19世紀建造のパストレ城が修復され、充実した陶芸美術館として生まれ変わっている。アプト、マルセイユ、ムスティエ・サン・マリーなどのプロヴァンス産陶器を中心に1500点以上もの陶器が展示されており、陶芸が好きな人は必見。

住所 Chateau Pastre 157, Avenue de Montredon
電話 04 91 72 43 47
時間 10月~5月 10:00~17:00    6月~9月 11:00~18:00

休館日 月曜日、祝日
料金 2ユーロ


■グロベ・ラバディエ博物館 MUSEE GROBET-LABADIE


1873

年、実業家であり芸術家でもあったラバディエ氏によって建てられたエレガントな邸宅が装飾美術館となっている。家具、16世紀から18世紀にかけてのフラ

ンス絵画、中世やルネッサンス期の彫刻、ムスティエの陶器やフランドルのタペストリーなど、芸術に魅了された氏のコレクションは18、9世紀の知識階級の
趣味が反映されており、非常に興味深いものである。

住所 140, Boulevard Longchamp
電話 04 91 62 21 82
時間 10月~5月   10:00~17:00 6月~9月 10:00~18:00

休館日 月曜日、祝日

■カンチニ美術館 MUSEE CANTINI

1888
年、彫刻家カンチニは1694年に建てられたこのすばらしい建物を自宅とし、1916年にマルセイユ市に寄贈した。
館内にはカンチニ所蔵の400点におよぶコレクションを展示した美術館となっている。デュフィ、ピカソ、ジャコメッティ、マティス、ミロ、など、フォヴィ
スムからシュルレアリスム、現代美術まであらゆる分野の近代美術がそろう。
住所 19, Rue Grignan
電話 04 91 54 77 75
時間 10月~5月 10:00~17:00   6月~9月 11:00~18:00

休館日 月曜日、祝日
料金 3ユーロ

■モード博物館 MUSEE DE LA MODE DE MARSEILLE 


2004年に超近代的な建物内にオープンしたモード博物館は、6000点以上もの衣装やアクセサリーを所蔵するフランス随一のモード博物館。
住所 11, La Canebiere
電話 04 96 17 06 00
時間 10月~5月 10:00~17:00    6月~9月 11:00~18:00

休館日 月曜日、祝日