ル・ピュイ・アン・ヴレー

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ル・ピュイ・アン・ヴレー lu puy en velay fr

スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラにいたる巡礼路として古くから栄えたヴレ地方の首都。

溶岩石からつくられた「黒い聖母像」をまつるノートルダム大聖堂や10世紀から12世紀にかけて82メートルの溶岩峰の頂上に建造されたサン・ミシェル・デギュイーユ礼拝堂など宗教関連の建造物も多い。

17世紀にル・ピュイや近郊の村で内職仕事として広がったレースの街としても知られ、レースの店が軒を連ねるダブル通りなどでは昔ながらにボビンレースを編む人びとの姿が今も見られる。

アクセス: パリ・リヨン駅からTGVでサン・テティエンヌ駅まで約3時間、同駅で在来線に乗り換えて1時間30分

観光局: ル・ピュイ・アン・ヴレー観光局 http://www.ot-lepuyenvelay.fr/

 

主な見どころ

■旧市街: 巡礼者が通る地として11世紀以降急激に発展をとげた。大きな岩山を抱いた独特な景観で知られる街並には、中世ゴシックとルネサンス様式の建物が多く残る。中心部には大聖堂がそびえている。

■クロザチエ博物館 MUSEE CROZATIERル ピュイを代表する手工芸品といえば繊細なレース刺繍。展示室では麻や絹、羊毛などを素材に使ったコレクションを揃える。18世紀につくられた編み方の種類を示した世界初の見本帖もある。 *現在閉館中URL www.lepuyenvelay.fr/

■コルネイユ岩山 ROCHER CORNEILLE 大聖堂の背後にそびえる岩山で、頂上には高さ16メートルの巨大な聖母子像「ノートルダム・ド・フランス」が立つ。像の足元からは ル・ピュイ一帯の風景を一望できる。 URL www.ot-lepuyenvelay.fr/

■サン・ミシェル岩山、サン・ミシェル・デギュイーユ礼拝堂 ROCHER ET CHAPELLE ST-MICHEL D'AGUILHE

 溶岩でできた岩山で、高さは82メートル。石段を上ったところあるサン・ミシェル・テギュイユ礼拝堂は10世紀に建てられたものである。950年頃、
ル・ピュイの司教がフランス人としては初めてサンチアゴ・デ・コンポステーラに巡礼し、帰国後記念して建てたもの。カラフルなモザイクで
飾られた入口や内部の壁画をはじめ、建築様式に工夫を凝らしてい る。 


■ノートルダム大聖堂 CATHEDRALE NOTRE-DAME 
5世紀ごろに建てられた聖堂を基に、その後の増改築を経て、19世紀に現在の姿となる。11世紀から16世紀にかけては、聖母マリアを祀る最も重要な聖地
のひとつであった。1794年に燃えてしまい、その後13世紀の資料に基づいて再現された黒いマリア像や、フレスコ画、12世紀から13世紀にかけての彫
刻など見どころが多い。1998年にユネスコ世界遺産に指定されている。

■回廊 CLOITRE 11~12世紀に建てられたロマネスク様式の建築で、さまざまな色を使ったモザイク模様が印象的。聖遺物室にはルネサンス期を代表す る大きなフレスコ画が掲げられている。