ボーヌ

ボーヌ beaune fr

ブルゴーニュワインの中心「コート・ドール(黄金の丘陵)」。そのちょうど中心にあるボーヌはワインの香りに満ちた「ブルゴーニュ・ワインの首都」だ。

ボー
ヌでのワイン醸造の歴史は古く、ガリア・ローマ時代にさかのぼり、ワインの歴史に関する展示はワイン博物館などで見ることができる。
小さい街にはワイナリーが溢れ、誰でもワインに親しめる。11月にはブルゴーニュ最大のワイン祭り「栄光の3日間」がボーヌを中心に開催される。

ディジョンに都を移す前にブルゴーニュ公の居所のあったボーヌには、色鮮やかな屋根瓦が目を奪う美しい施療院をはじめ歴史を感じさせる建造物も多い。石畳の小道を歩きながらワインショップめぐりをするのも楽しい。

▲アクセス 鉄道/パリ・リヨン駅からTGVで約2時間。ディジョンで乗り換える場合が多く、ディジョンからは約20分

 

主なみどころ

■ノートルダム教会 COLLEGIALE BASILIQUE NOTRE-DAME

12世紀はじめに建てられた教会。のちに増改築されたものの、全体的にはロマネスク様式を色濃く残す。聖母マリアの一生を19のシーンに描いた絹とウールのタピスリーが見もの。木製の黒いマリア像は町の守護神とされる。

 

■施療院 HOTEL DIEU

1443年、貧しい人びとの救済のためフィリップ善良公の大法官ニコラ・ロランが建てたもので、1971年まで病院として使われていた。中庭を囲むカラフルなモザイク模様の瓦屋根や大病室の祭壇画「最後の審判」は必見。
「最後の審判」(POLYPTYQUE DU JUGEMENT DERNIER)はニコラ・ロラン自身がロジェ・ファン・デル・ヴァイデンに制作を依頼した祭壇画。8年の年月をかけて制作されたこの細密画は、ゴシック様式絵画の主要な作品のひとつといわれている。

 

■ワイン博物館 MUSEE DU VIN DE BOURGOGNE

ブルゴーニュ公の居城だった14~16世紀の建物が博物館となっている。古代から現代に至るまでのワイン作りの歴史から、昔のブドウ圧搾機や樽、ワイン差しなど、ワインつくりに関するさまざまな道具を展示。ワインの町ボーヌならではの博物館。

■栄光の3日間 LES TROIS GLORIEUSES



ランスで最も有名なワイン祭り。11月の第3週末にボーヌを中心に開かれる。ブ ルゴーニュ最大のワイン祭りでクロ・ド・ヴジョCLOS DE
VOUGEOTで行われる利き酒騎士団の入団式と晩餐会で開幕する。15日の日曜日には、ボーヌの施療院でワイン競売会が開かれ、世界中のワイン商がこ
ぞって集まる。最終日にはボーヌ南のムルソーで収穫を祝う大晩餐会及び文学賞の決定が行われ、閉幕。