アンブラン
アンブラン 05200 Embrun
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デュランス渓谷と3000メートル級の山の斜面2つが交わり、地理的な変わり目に位置するアンブラン。標高は870メートルで、アルプス地方でも最も乾燥し日照時間が長いアンブランはその温暖な気候から「アルプスのニース」という別称があるほど。山々に囲まれ、手つかずの美しい自然が残る村です。
村があるのはエクラン国立公園内。レ・ゾールLes
Orres、リズール・ヴァールRisoul-Vars、レアロンRéallon、クレヴーCrévouxなど、周辺には整備されたスキー場もたくさんあります。
古代ローマ時代にはアルプス地方の中心地として賑わい、4世紀には聖マルスランがアンブラン初の司教となり、その後フランス革命までは大司教座がおかれることとなりました。17世紀の終わりにはフランス国王ルイ14世のお抱え軍事建築家ヴォーバンによって要塞が造られました
アンブランは美味しい特産品が数多いところとしてもよく知られています。
ぜひ訪れたいところ
- レアル・ノートルダム大聖堂
La cathédrale Notre-Dame du Réal (12~13世紀) - シャノンジュの家La maison des Chanonges(教会参事会員)
- アンブランのブラウンタワーLa Tour brune d'Embrun 12世紀の四角い天守閣で、中世に建てられた城壁で唯一残っている史跡
- 大司教の庭園および大司教散歩道Le jardin de l'Archevêché et
la promenade de l'Archevêché - デュランス川やアンブラン周辺の眺めが一望できる
- デュランス川がセール・ポンソン湖に流れ込むところにある貯水池
- ボスコドン修道院Abbaye de Boscodon アンブラン近郊に建てられた12世紀の修道院
- アンブラン強制収容所 1940年~44年