カストル

カストル castres fr

14世紀から16世紀にかけて繊維産業で栄えた街です。市内を流れるラグー川沿いに、染色や皮なめし職人の工房や住居が立ち並んでいました。レンガや木、石など建材はさまざまんで外壁の装飾や色使いも統一されていませんが、川面に映る街並みはバランスの取れた美しい景観となっています。材料や製品を運搬した当時の船が復元され、クルーズを楽しむこともできます。

カストルでもっとも美しい建物は、17世紀に司教館として建てられた市庁舎。ヴェルサイユ宮殿の設計をした建築家マンサールが建築を、やはりヴェルサイユ宮殿の庭園を造園したルノートルが庭園を手がけました。市庁舎の2階はゴヤ美術館。ゴヤの作品を始め、スペイン美術のコレクションが充実しています。フランス社会主義の生みの親であるジャン・ジョレスはカストルの出身で、彼の像が立つジャン・ジョレス広場が街の中心にあります。