カーニュ・シュル・メール

  • © Atout France/Emmanuel Valentin

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カーニュ・シュル・メール 06 Cagnes-sur-Mer fr

ビーチが広がる南仏の小さな町

コート・ダジュールの中心、カンヌとニースの間にあるカーニュ・シュル・メールCagnes-sur-Mer は5キロにわたって小石のビーチが広がる海辺のリゾートです。南国の空気が漂う小さな漁港があり、様々な種類のマリンスポーツが楽しめます。

「ル・オー・ド・カーニュ Le Haut de Cagnes」は城塞のある丘の上に貼り付いた風光明媚な地区で、現在のカーニュ・シュル・メール市の中でもっとも古い歴史を持つ地区です。1948年に歴史指定地区の登録を受けたこの地区には現在約800人の住人がおり、コート・ダジュールの大都市のような喧噪とは無縁の、穏やかな村の生活を営んでいます。

数世紀を経た古びた色合い、歴史が凝縮された石畳、花が咲き乱れて陰影を落とす細い路地、地中海やメルカントゥール山地を望む絶景ポイント…、そのすべてが本物を探す旅人の心を掴んで離しません。カーニュ・シュル・メールでは毎年夏になると、村の坂道で角ばったボール(ブール)を使用してプレーする風変わりなペタンク、「ブール・カレBoules Carrees」の選手権が開かれます。競馬ファンならもちろん、カーニュにある「コート・ダジュール競馬場」でお楽しみください。

 

見どころ

ルノワールの家、画家の創造の源

1908年にピエール・オーギュスト・ルノワールは家族と共にカーニュ・シュル・メールにあるドメーヌ・デ・コレット(コレット荘)Domaine des Collettesに移り住みました。印象派の巨匠ルノワールは、ここの敷地内にあった見事なオリーブ畑の魅力にすっかりとりつかれてしまい、結局オリーブの木を伐採から守るためにこの物件を取得することを決めたのでした。ルノワールは亡くなるまでの最後の11年をここで過ごしました。


現在ルノワール美術館となった「地上の楽園」を訪れてみれば、ルノワールの絵に描き込まれた雰囲気が実在することに気づくでしょう。巨匠の気配がそこかしこに感じられるルノワールの家とアトリエには、彼が憧れた簡素な自然と情緒が残されており、11枚の絵(オリジナル)も飾られています。しばらくその場にいると、オリーブ畑の前にイーゼルを立てたたずんでいるルノワールの姿が目に浮かぶようです。巨匠にとって夢の地だったこの場所は背後に中世の鷲の巣村オー・ド・カーニュが広がっています。
オー・ド・カーニュとグリマルディ城 Le Haut-de-Cagnes et le Chateau Grimaldi1948年に歴史指定区域となった高台にあるオー・ド・カーニュ地区は、村らしい静かな暮らしを守ってきました。ここには数世紀を経た古びた色合い、歴史が凝縮された石畳、花が咲き乱れて陰影を作る細い路地、地中海やメルカントゥール山地を望む絶景ポイントがあります。地中海の光を愛した芸術家や画家の多くが、この城塞の村を「コート・ダジュールのモンマルトル」と呼び、移り住んできました。さらに芸術や芸能界の有名人も60年代に至るまでこの村に足を運んでいました。
オー・ド・カーニュの街並みを従えるように建つのがグリマルディ城美術館です。もとは1300年頃、防御のための城塞として建てられたのが1620年頃に領主の館として改築され、現在は立派な風格を備えてオリーヴ地誌博物館や、ソリドール夫人の肖像画コレクション、地中海近代芸術館が入る建物として利用され、現代アートの特別展の会場にもなっています。

 

 

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見どころ

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