サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

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    © Atout France/CRT Bourgogne/Alain Doire

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    © Atout France/Maurice Subervie

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 ル・ピュイ fr

1998年にユネスコの世界遺産に登録されたサンチアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路は、フランスとスペインを貫く長いルートです。教会の地下に聖ヤコブの墓を持つサンチアゴ・デ・コンポステーラは、中世の昔から、ヨーロッパの巡礼たちに人気の巡礼地で、当時からローマやエルサレムと並ぶ聖地でした。ガリシア州に向かう巡礼たちは、フランスを横切らなければならず、そのために複数の道がありました。

 

ピュイ・アン・ヴレーからサンチアゴまで

もっとも有名な道。ル・ピュイの道として知られ、とくに東ヨーロッパ(ポーランド、ハンガリー、ドイツ、オーストリア、スイス)からの巡礼者が通るルートです。ル・ピュイ・アン・ヴレからサンチアゴまで歩いて65日(1522㎞)のコースです。ル・ピュイ・アン・ヴレは、聖母マリアの偉大な聖地として知られています。素晴らしい大聖堂と施療院の建物を見学できます。950年にスペイン人ではない一人の巡礼(司教)が、この地からサンチアゴ・デ・コンポステーラへ旅立ちました。コンク、フィジャック、カジャルク、モワサックなどを通ります。

アルルからサンチアゴまで

巡礼路のうち、サン・ジルの道とも呼ばれるアルルの道は、アリスカンの古代墓地から出発します。所要日数は62日(1588㎞)。古代にさかのぼる遺跡のある町を通ります。モンペリエ、アングレ、カストル、トゥールーズ、マルシアック、オロロン・サント・メールなどが、道の途中の町々です。スペインに入る前に、サン・トロフィーム教会やアルルのガロ・ロマン遺跡、城砦都市ルヴェル、トゥールーズ市内、アスプ渓谷などを見学しましょう。東から西へ、多様性にとんだ豊かな土地柄と素晴らしい史跡を発見できます。

パリからサンチアゴまで

北から南へ。パリの道は、サンチアゴ・デ・コンポステーラへ向かう北欧の巡礼が通る道です。この道はローマ人の街道でした。トゥール(サン・マルタンへの巡礼の途中)を通り、パリとサンチアゴ・デ・コンポステーラを72日(1731㎞)かけてつなぎます。もっとも容易なルートのひとつです。起伏が少なく、自転車でも走れます。ルートの途中では、ロワール渓谷やトゥーレーヌ地方、アンジュー地方、ボルドー地方の風景や史跡を見学できます。

ヴェズレーからサンチアゴまで

フランスとナバラ。ヴェズレーの道は、ベルギー(ナミュール)からの巡礼が通る道です。道すがら、ヴェズレーの聖マドレーヌ大聖堂やリモージュのサン・マルシャル修道院などの聖地を見学できます。ヴェズレーからサンチアゴ・デ・コンポステーラへの所要日数は75日間(1878㎞)です。このルートには、ブルジュを通る道と、ナバラを通る道の二つがあります。

ヴェズレーのサント・マドレーヌ・バジリカ聖堂