フランス文化財 ~フランス南東部~

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フランス文化財 ~フランス南東部~

フランス文化省管轄のフランス国立モニュメントセンター(Centre des monuments nationaux)では、城館、修道院、先史時代の遺跡、装飾洞窟など国が所有する100以上の歴史的建造物を管理しています。

フランス国立モニュメントセンターではまた、カルカッソンヌの城塞都市、ノートルダム・デュ・ピュイ大聖堂など、ユネスコ世界遺産に登録され、国際的に知られた歴史遺産の管理にも携わっています。企画展や夜間公開など、さまざまなイベントを催すことで、こういった貴重な歴史遺産の更なる価値を一般に紹介・公開しています。

 

オーヴェルニュ地方


1、ノートルダム・デュ・ピュイ大聖堂 Cloître de la cathédrale du Puy-en-Velay 

サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼地のひとつとして知られ、聖堂正面や回廊に見られる極採色の多重アーチと「黒い聖母像」など宗教品コレクションで知られます。

ラングドック・ルシヨン地方


2、カルカッソンヌの城塞とシテ Château et remparts de la cité de Carcassonne

2600年の歴史と1000年以上の軍事的背景を今に伝える類まれな中世城塞都市。

3、サルスの城塞 Forteresse de Salses
中世期、新たな築城技術が模索されている時期に作られたサルスの城塞では、高い塔は作られず、逆に地面を掘り下げて建築されました。純粋に戦争用に作られたため、迷路のような作り、3重から6重まで何層もある城壁などオリジナルな作りが伺えます。

4、エグ・モルトのコンスタンス塔と城壁 Tours et remparts d’Aigues-Mortes
18世紀に建造された見事な城塞都市。エグ・モルトが港として機能していた頃、城塞は灯台の役目を果たしており、一際高いコンスタンス塔は中世建築の中でも秀逸なものとして知られます。

プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール地方


5、ヴィルヌーヴ・レザヴィニョンのサンタンドレ要塞 Fort Saint-André à Villeneuve-lez-Avignon

14世紀中頃に、ローヌ川対岸の法王庁に対し、フランス王の威厳を誇示するために建てられた要塞。ここからは素晴らしい法王庁の姿が眺望できます。

6、モンマジュール修道院 Abbaye de Montmajour
アルル近郊にあるベネディクト派の修道院。10世紀~14世紀まで増改築を続けたため、大修道院付属教会とクロイスターがある地方最大級のロマネスク様式の修道院となっています。800年以上に渡る修道僧の生活を今に伝えています。

7、トロネ修道院 Abbaye du Thoronet
プロヴァンス地方(ヴァール県)ル・トロネに1146年に設立されたシトー会修道院。当時の修道僧たちの峻厳な生活を思わせる中世建築の姿を今に残しています。

8、イフ城 Château d’If
昔の城の建築をうまく保存し当時の雰囲気を今も残すイフ城。地中海の島に浮かぶその姿は、とりわけ見応えがある美しいもので世界中に知られています。

9、モン・ドーファンの要塞 Place forte deMont-Dauphin
築城の名手ヴォーバンの軍事技術者としての腕が良く発揮されている稜堡式要塞。その後、18世紀から19世紀にかけて改良が続けられました。

10、グラヌムの遺跡 Site archéologique de Glanum
アルピーユ山脈の中、アヴィニョン近郊のサン・レミ・ド・プロヴァンスにあるグラヌムの遺跡では、凱旋門、巨大な霊廟、古代の石切り場の跡などかつてのローマ都市がそのまま保存されて残っており、国内でも有数の都市遺跡として知られています。

11、ラ・チュルビにあるアウグストゥスのトロフィー Trophée d’Auguste à la Turbie
紀元前1世紀にローマ皇帝アウグストゥスがラ・チュルビ村(モナコの裏の山、標高500m)の部族との戦いに勝った戦勝記念として建てられた建造物。高さ45mの塔と周囲の庭園からはモナコ公国の美しいパノラマが見渡せます。

ローヌ・アルプ地方


12、フェルネーにあるヴォルテールの城 Château de Voltaire à Ferney
啓蒙運動指導者として知られたヴォルテールが人生の終盤を過ごした家。現在はヨーロッパ啓蒙センターとなっています。

13、ブール=カン=ブレスにあるブル王立修道院 Monastère royal de Brou à Bourg-en-Bresse
16世紀に建造された教会堂は非常に豊かな国際様式のゴシック建築で、天井にまで届くかのようなステンドグラス、ゴシック様式の繊細な白い彫石など、神秘的な雰囲気に満ちた霊廟として知られます。

入場料金(施設により異なる):

一般5.5~9ユーロ、グループ4.5~7ユーロ、学童グループ料金20~30ユーロ、18歳以下または26歳以下の学生は無料

 

【Contacts/Informations】

Elodie GRILLI
Chargée de développement
Tél. +33 (0)1 44 61 21 96
E-mail :elodie.grilli@monuments-nationaux.fr

Hôtel de Sully
62, rue Saint-Antoine75186 Paris Cedex 4